国公立大学のメリット、デメリット

人間関係

僕が感じた国公立大学のメリットとデメリットをまとめました。

まず単純に学費が安いのは国公立のメリットだと思います。年々費用は見直され高くなっていく傾向はあるかもしれませんが基本的に私立大学に通うのと比較すると、半分~4分の一程度で抑えられるのは、金銭的に親御さんが大学の学費を負担なさるにしても、学生が自分で奨学金を受け取って進学を選択するにしてもリーズナブルに通うことができるかなと思います。特に私立大学では、入学時に、入学金としてまとまった金額を用意する必要になるようなケースが多いのですが、入学金も国公立大学のほうが比較的安価でしたので、一般の会社員の家庭の場合、負担が軽減されるのは最大のメリットですね。

国公立のデメリット

これは卒業してから気づいたのですが、お金持ちの人脈(人脈というといやらしいですが友人や先輩、仲間)などを作るのは、一般的にお金持ちが多いイメージがあり、就職でも比較的有利といわれている早稲田や慶応といった一流の私立大学と比べた場合には、お金持ちは少ないかもしれませんね。もちろん国立大学でも医学部などはお金がなければ継続して受験勉強を行うことは難しかったでしょうし、開業するとなるとまとまった資本金が必要になるのは確かなのですが、僕から見るとどの学部であっても質素な生活を送っている学生が多かったです。

国公立のデメリット2

これは上記とも関連するのですが、有名な研究室や学部以外では、いわゆる先輩推薦のコネ的な入社というか、コネというのはちょっとニュアンスが違うにしても、就職活動時の先輩訪問に影響する場合があることに、就職活動を行ってみてはじめて、気づきことになりました。たとえば、その面接をする会社に先輩がいるか、いないかは採用担当者に与える心理的な要素のひとつとして、就職する場合に少なからず影響する場合があるかもしれませんね。

たとえば首都圏の大企業をぽっと思いつきで面接を受けるにしても、その会社で働いている先輩がいるか、いないか、そして採用実績があるかないか、である程度判断される可能性があることは想像できるかもしれません。(たとえ小さなとっかかりだとしても、まず情報や面接対策を知っている先輩に聞けるかどうか、だけでもまったく出来る対策の質が変わってくるかもしれませんね)。

国公立のメリット

もちろん国公立であっても長年企業との間に信頼関係がある場合には、「研究室採用枠」のような特別推薦枠が設けられているケースもありますが、いわゆる「総合学科」的な、あまり専門性に特化していない学部の場合には、特別推薦枠自体が存在しなかったり、大企業にすでに就職して勤務している実績自体がいないケースが多かったため、就職活動も文字通り0から情報収集をしなければならず、心理的な壁はかなり高いほうだったかもしれません。これがもし私立大学に通う中で、サークル活動やクラブ活動でいわゆるお金持ちの先輩や、人脈を作れていた場合には、すくなくとも心理的には「自分にも出来るかも?」と思えたのかもしれませんね。就職に有利かどうかだけで大学は選ぶものではなく、学びたいこと、トータルでプランを立てたり、将来の夢も大事な要素かもしれませんが、ひとまず「就職」ということに限定した場合には、私立大学のほうが、メリットが大きい面もあるように感じました。

もちろん、これは在学中に学生生活を送ること自体には余り関係なく、そのあと卒業して社会人になってからの話ですので、本人の在学中の努力、頑張り、情報収集しだいで、いくらでも対策のとりようがあると思います、しかし当時は気づかなかったのですが、就職まで考えた場合には、学費だけでは計れないメリットが私立大学にもあったのだと感じました。

国公立のメリット

では必ず私立へ行かなければ就職は困難かか?というとそうでもないかなと思います。まず国公立のよさは学費が比較的安いことですので、多くの会社員の家庭では現実的な答えとしては、国公立を選ぶのがもっともリーズナブルな選択ですし、自分で奨学金を返済するということでしたらなおさら真剣に国公立を目指したほうがいいかなと思います(大学が必要かどうかはまたべつの話ですが)。

公務員を目指すという選択も

僕の周囲では就職活動が困難なことを知ってか、公務員の受験勉強を早期に始める同級生が中にはいました。法律の知識や、民法、刑法、一般教養など試験科目は結構多岐にわたるのですが、早い段階でコツコツ勉強すれば、合格する仲間は少なくなかったです。

起業した仲間も

学生生活中に起業を目指したりあるいは卒業と同時に独立開業をする仲間もいました。就職活動も起業も、どちらもいわば競争なのですが、同じ競争なら自分が独立して競争することを目指すという気概のある大学生は当時は珍しかったのですが、最近は就職活動をあきらめ?やむなく起業の世界に飛び込む若者もいるのかもしれません。

(過去記事) ⇒ 地方大学、地元大学のメリット、デメリット

(過去記事) ⇒ 高校生 進路 専門学校、社会人として働く

(過去記事) ⇒ 高校生 進路 本

勉強用カウントダウンタイマー

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たまに社会人になってからも英会話を学びつづけている人がいます。それで「どうやって勉強したんですか」、「どうやったら外国でも通じるようになりますか」と聞かれることがありました。実際は、明確に分析しにくい質問ですが、(いろいろありすぎて答えにくい質問ですが)いちばん力になったのは、高校生の時に使っていたこの単語帳かもしれません。大学受験に向けて購入したのですが、やり切った時には相当実力がついた気がしましたので。

英語は単語帳はこの一冊をCDで3年間聞き続けて勉強しました。(結果的に自然と訳せる力がついたかなと思います)

英単語ターゲット1900(5訂版)CD (大学JUKEN新書)
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国公立大学と私立大学の受験料、入学金。お金の問題

最近は国公立大学といっても、法人化されている場合もあるので、純粋に以前のような国公立とは条件が微妙に異なっているケースもあり、入学金やお金の問題も微修正されているので、最新情報を常に仕入れていないと書籍の内容とも価格や条件違っている場合もあるかもしれません.

ただ国公立大学のメリットとしては他にも入学金や受験料も比較的安いというケースが多いです.

私立大学の場合は中には数十万円単位で入学金や受験料かかってくるケースがあるのですが、複数の大学を受ける場合には、大変なはずですね.
よくは覚えていないのですが、たしかときには100万円単位で入学金がかかってくる私立大学も中にはあった気がします。

特に私立大学の併願(複数の私立大学を同時に受験すること)をするとそれだけでも受験料何十万円となってしまうケースもあるので目標とする大学はもちろん、どの大学を併願して実験するかについても慎重に選んだほうがいいかもしれません。また第2希望の大学を受験して合格したあとに、入学金を払った場合、第一希望の大学に無事合格したからと言って、第2希望の大学から支払い済みの入学金が返却されるかどうかは条件によりケースバイケースのこともあるのできちんと調べてから併願する大学(第2希望)を決めたほうがベターかもしれません。

最新の情報については記事下のサイトなどから無料で各大学のパンフレットを取り寄せておくと便利かもしれません。

 記事の一番下に方法をまとめています、ご関心がある場合は参考にしてみてください。

↓ ↓ ↓

国立大学は国立大学と結びつきが強い

国公立大学は国公立大学同士で結びつきが強かったり、私立大学は私立大学同士でイベントやスポーツ大会を行っているケースが多いです。

例えば運動部であればリーグ戦やトーナメント大会を複数の国公立大学で行ったり(私立国公立関係なくすべて参加する大会もありますがそれとは別途に)、またオーケストラや音楽系の部活(サークル含む)であっても、合同のコンサートや練習を行ったりするのは大体国公立同士または私立大学同士と、入学した大学によって交流を行う大学また変わってくるケースがあります。

もし、他の国公立大学の友人を欲しい場合には国公立大学へに入っておいたほうが交流できる機会も多少あるので、友人や知人ができる確率も高まりますのでいいかもしれません。

地方の国公立大学

これは個人の意識しだい心がけ次第かもしれませんが、首都圏、都市部の大学と比較すれば、地方の大学ではお洒落な人の割合は少ないかもしれません。また学部や、これまた個人の感じ方によるのかもしれませんが、異性であれば、やはり都会の異性、地方の異性を比べると、いわゆるかわいいか可愛くないかで言うと、ベースは同じだったとしたら都会のほうが可愛い、または男性ならかっこいい人が都会のほうが多く感じる人も多いのかもしれません。

とは言え、地方の国立大学でしたら県外から来てる人も多く、一人暮らしの人も多いはずです。すると、少し話が飛ぶのですが、そのまま大学時代の付き合いで結婚に至るという人が結構いらっしゃるかもしれませんね。

敷地が広い、 24時間開放されている場合も

国公立大学であれば、比較的敷地が広いケースが多いです。また基本的に各都道府県に1つずつ国公立大学があるはずですので、歴史も古いことが多く(私立大学でも歴史がある学校ありますが)、卒業生がそのまま教授になっていたり、また何年か後に母校を訪れる際にも、通っていた大学が丸ごとなくなってしまった、というケースは少ないはずですね。苦笑

広い敷地の何がいいかというと、花見のシーズンやサークルでのちょっとしたコンパなどに、学校の敷地を使いやすいというメリットがあるはずです。基本的にアフタースクールは車の出入りが自由にできるケースがあり、その場合も敷地が広いと駐車することも自由に許可されている場合がありますね。

また24時間開放されてる大学もあり、夜遅くまで仲間と話し合ったり、部室でサークル活動の練習を行ったりする場所を提供してもらえる事で大学生活をよりエンジョイできるのも良い点ですね。

男性が多い学部、女性が多い学部

これは各大学の赤本などを見ても(各学校の最新パンフレットの請求の仕方は一番下に書いておきます↓↓)にも書いてあると思いますが、

男性が多い学部、学科は理数系が多いです

・理学部

・医学部(国公立大学の医学部の場合はものすごくお金持ちという感じの人ばかりでは比較的無いようです)

・工学部

・建築、土木学部(業界的に女性で目指す人自体が少ないのか、女生徒はかなり少ない方かもしれません。現場の総指揮者などとして就職する人もいますので、女性にはやや難しいのかもしれません。ただ、女性であっても設計事務所で勤務するなど方法は数多くあると思います)

・農学部

・経済学部

・法学部(弁護士)

医学部はそれなりに女性もいると思いますが、やはり土木学部となると学科内に女生徒が1人や2人しかいないケースもあり、出会いだけを求めていく学部を選ぶ人はいないと思いますが、それでもちょっと寂しい気がしますね(笑

女性が多い学部学科は教育系は多いと思います

・教育学部(音楽、先生を目指すなど)

・獣医学部(6年制度であることが多いようです)

・看護師を目指す学部(医学部6年制であるケースが多いです)

・一般教養的な学部

・音楽学部

・文学部

・英語学科

・その他総合的な学部など

たとえ女性が少ない学部であったとしても、学校全体として様々な学科があれば異性はそれなりにいますので(笑)サークル活動なので一緒に活動すればいいだけですね。そういう意味では様々なバリエーションがある学部がある国公立で大学を選ぶのも1つの手かもしれません。単純にいろんなことを仲間から教わることができますので、大学という狭い枠組みの中ではあるかもしれませんが、その後の可能性や仲間の輪、世界観は広がるはずですね。

また同窓会に参加するかどうかはケースバイケースで人それぞれですが、一応各大学同窓会などが組織されているケースが多いです。(卒業後は、多くの人はサークル活動や部活の仲間同士で同窓会を行う場合はあっても、どちらかというと学部単位の同窓会にはあまりなじみがなくほぼ参加しない方も多くいらっしゃるかもしれません)

国公立大学のメリット 大学寮

結構老朽化が進んでいてぼろい大学寮である場合もあるのですが、基本的に国公立大学であれば大学寮(男子寮あるいは女子寮)が用意されているケースが多いです。

この大学寮に入るにはそれなりの審査があるのですが、審査に通れば、月1万円程度の家賃で生活できるのでメリットは大きいはずです。

ちなみに通常、アパートやマンションを借りるとすると、 1ヶ月あたり3万円から10万円程度かかるのですが、大学寮使用するとこの月々のお金を節約できるので、親御さんにとっても負担が少ないはずです。 (もちろん自分でアルバイトなどをして家賃を稼ぐ場合にも助かりますね) 。

また女子寮などがある大学は、家族が女の子の一人暮らしを心配する場合にはいいかもしれません。晩御飯など食事が出る大学寮もあるようです。

また、大学寮ごとに伝統的行事があったりコンパなど、わいわいしたい人には向いている反面、あまり干渉されたくない人や、独特のしきたりなじみたくない場合、初めからアパートやマンションを借りることを継続していた大学や地域(都道府県)を選択したほうがいいかもしれません。

地方国公立大学のメリット

地方の国公立大学は意外と目立つ人が少ないこともあるのでねらい目かもしれません。

理由は、単純に遠いということと(いちど行ってしまえば気にならないと思いますが)、高校生時代中学生時代に築いた人間関係と距離を置いて生活を始めるという点にあるかもしれません。 (夏休み、春休みなれば、昔の友人ともある意味新鮮に再開することできると思いますし、別々の大学に行っているならば地元であっても、それほど会える機会は少ない場合もあるはずですからね)

ではどういう人が地方の国公立大学を目指すかというと、その地方の高等学校の学生さんですね。地元の高校生は、その地元の国公立目指すのですが、全国レベルで競争になりますので、地元の学生がみんな通るとは限りません。

また、地方の国公立大学の偏差値を見ると分かるかもしれませんが、それほど偏差値は高くないケースも中にはあったりします。また競争率と偏差値はある程度比例関係にある場合もあるので、参考までに偏差値と競争率をじっくり観察してみられても何か見えてくるものがあるかもしれませんね。

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