かみ合わなくていらいらする相手がいるかもしれません。冷静に考えるとみえてくることもあるかなと思いましたので、違和感の正体についてまとめました。
同じ穴のムジナかもしれない
いらいらする相手がいる場合、最初に考えることはおそらく次のようなことかもしれません。
「なぜ相手は迷惑をかけて平気なのだろう?」
「自分は相手とは異なる」
「だから相手を変だと思う」
そうして相手との距離、違和感を感じて、その理由を知ろうとするケースが多いはずです。
すくなくともイライラして無視できないほどに。。苦笑
ところが、自分が相手に対してかみ合わない理由は、ある意味相手と自分との間の違和感、違いをはっきりさせたいという気持ち、意志の表れということもできるかもしれません。
心の叫びとまでは言わないまでも、この人と同じレッテルを貼られたくないぐらいは思っているはずです。
では、なぜ同じところに自分はいるのか?
違いをはっきりしようと試みた結果、実際は同じところにいるから、両者は出会っているはずです。つまりいらいらする相手との違いをあぶりだそうとすればするほど、
・「一時的にせよなぜこの人と同じ場所にいるのだろう」
・「自分も同類だから出会ったのではないか?」
・「つまりここにいる限り周囲からは同類に見られているケースが多いのでは?」
ということに気づくかもしれません。
同類に見られている
仮に誰かに今の現状を話して、自分のイライラに対する同意、気持ちの共有を求めたとしても、周囲の人は話を聞いてくれるくらいはするかもしれません。
ところが、周囲の人は
・「そういいながら面倒を避けてそこにいるのでは?」
・「嫌だったら去るという方法もあるのに」
・「似たもの同士だからけんかが成立するのでは?」
と当事者以外は内心、覚めた目で見ているケースもあるかもしれませんね。
一歩でもそこから抜け出す工夫を
周囲が話を聞いてくれようが、あるいはまともにとりあってくれなかろうが、そのイライラの元になる相手はしばらくはなくならないはずです。でしたらあなたができることは
・「立ち去る」
・「抜け出るためにできる工夫」
・「同類ではないと証明する」
しかないかもしれませんね。
特に周りの人は、自分の力で真剣にその満足できない環境から抜け出そうとしている人の話、具体的な提案、アイデアがある人の話しか、まじめに聞いてくれないケースもあるはずです。
たとえば、学力を上げたり、生活をよりよくするための、勉強や努力をあまりしていない子供が、
・「自分の順位が低いのは、Aが自分のやる気をなくさせるからだ」
・「Bという学校は、勉強できる環境ではない」
・「Cという非常識なことをして迷惑をかける人間がいる」
と勉強をせずに毎日周囲に相談しているようなものかもしれません。最初は周囲も「そうなのかも」「何か原因があるのかも」「手助けしてあげよう」と思ってくれるかもしれません。
最後に下される結論
ところが話を聞いているうちに、相談を受けているほうも詳細がわかってきますので、原因がその環境に甘んじている当人の責任であることが次第に明らかになってくるはずです。つまり
・「そこにいることが絶対」
・「その方法だけが絶対」
・「そこにいることがすべての大前提」
・「その人たちと付き合うことが前提」
になっているケースが多いです。たとえば高校の方針、教室の環境が気に入らなければ、もしかしたら中退して大卒試験を受験する道も、たとえば選択肢の一つになるかもしれませんし、僕もクラスメイトで、大学受験資格検定(大検、高卒資格の検定試験のこと)の受験を選んだ人も何人かいます、そういう人は自分の主張をもち、最後にはきっちり合格して周りに自分がその批判をしている環境の人間とは違うことを自力で証明しているケースといえるかもしれません。
中退、大検受験まで高校生の時点で覚悟を決めるのはよほど根性と意志が必要だったと思うのですが、当時、僕は教室を去っていく仲間の葛藤や理由がわからずただただ傍観していたのですが、今思えばものすごい根性と決意だったはずですね。
同じ環境でも同じことをやっていては同類
すこし大検の例は、極端すぎるかもしれませんが、社会人になればまた別の環境があるはずです。
・「なぜこの人はこんなにせこくみえるのだろう」
・「なぜこの人はこんなに小汚い格好に見えるのだろう」
・「なぜこの人がこの会社にいるのだろう」
とよく考えると違和感を感じるケースも仲にはあるかも知れません。
通常、しばらくするとこの状態が普通になってくるためか、自分も染まってしまうためか、違和感は次第に和らいでいくはずです。
この違和感を僕は結構感じるほうなのですが、感性が残っているうちに考えたほうがベターかもしれません。
「サラリーマンはみんな苦労してるんだ」
「子育ての苦労も知らずに」
「ないお金はないんだ」
たとえば、子育てのために、ミルク代のために自分の小遣いを減らして、現在の状態になっている、そういう例を言っているのではないです。むしろ、すべてを子供に与えることを目標にしていることが見えて、かっこよかったりします。
たしかに周囲を気にせず、着るものも気にせず、嫌われるのもOKというのも1つの生き方、ある意味悟りの境地としてはあるのかもしれません。
ところが、自分はそれを今の環境で、その否定している相手のように目指すのはどうなのか、なりたいのかそれを吟味して判断する必要はあるはずですね。
もし納得がいかなかったり、そこにかっこよさを見出せないのであれば、そこはあなたにとって反面教師になる場所なのですから、得られるものがなくなった時点で去るべきときが来ているのかもしれません。
すくなくとも周囲の人の評価を目標にするのであれば、ほぼ同類に見られている可能性が高いはずです。つまりあなたの話はグチとしては聞いてもらえるかもしれませんが、真剣に抜け出そうとしているとは受け取ってもらえないケースが多いです。
対処法
一時的なものであれば飛行機の座席を変更するように、お金を払ってチェンジするという方法も取れるかもしれません。ところが会社や学校、ある種のコミュニティであれば、すぐに移ることは現実的には困難なケースも多いはずです。
その場合は、そのコミュニティから受ける悪影響を最小限にして、なりたいものの波動?というか、影響を受けるように生活を改善したほうがいいかもしれません。
「無視する」
「相手にしない」
「見下す」
とまでいくと少し行き過ぎかもしれませんが、青春時代のアイデンティティ探しではないですが、そういう青い気持ちを持ち続けることで生活を別の方向へ改善していく方法を探し続けることかもしれません。
・短期的にせよ、悪い癖や悪影響だと思ったら、できれば離れる。または分析にとどめるようにする。
・一時的なものであれば、金銭的な負担が多少かかっても、気持ちの改善を優先したり、そこから離れるように努力してみる。
・長期的には、コミュニティごと変えられるように、勉強、情報収集を継続する。
という方法がベターかもしれません。コミュニティをごっそり変えれば、そこで出会える人はまるで違う人たちになりますので、今まで悩んでいたのがうそのように改善したりします。(今度は、また別の次元で悩みは生まれるケースがありますが、それはそれでまた次元昇華していけばいいかなと思います)
単純に
「気持ち悪いなこの人」
「かっこわるいな」
「こうならないようがんばろう」
という感覚をせっかくなら自分の人生の糧としてエネルギー源として再利用したり、反面教師かもしれませんが、潜在的に今後起こり得た問題が少し早めに顕在化したと思って、この機会に問題解決したほうがいいはずですね。
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