つまらない映画、ドラマの特徴

評判だったのに鑑賞してみると思ったほど自分には合わないドラマや映画があったので特徴をまとめました。逆に、面白い作品やドラマを探す際の参考になる方法かもしれません。

つまらないドラマの作り方

1 ○○が流行っているらしい

2 ならこういう主人公で

3 ならこういうライバルと恋愛相手で

学習漫画的なドラマや就職活動学生向けのドラマならまだしも、あまり感動ドラマとしては観られないかもしれませんね。。むしろ作り手が作り始める段階で何の感動も感じていないのに、視聴者が感動を受け取るなど不可能です。実話でなくフィクションが含まれるのは、もちろんかまわないですが、どんな職業やでもいいのでその主人公である意味が求められるはずです。

作り手のままごとになってしまうと、ままごとセットに入った組み合わせのパターンだけで作った、悪い意味で予想を裏切らない、つまらない作品が出来上がりますね。

わざわざ観てプラスになる要素はゼロかもしれません。。買ってしまったから我慢して面白くなるまで待つより、つまらない作品は容赦なくDVDを捨て?て、実際に面白い別の作品を観たほうが早いはずですね。

主人公がエキストラ化

中には社会現象や注目キーワードの紹介がメインで、主人公や登場人物がいわばそのエキストラ的に扱われているのかなという印象の作品もありました。人形のようなセリフ、ロボットのような行動をするはずです。コンセプトや着想した際の面白さは確かにわかるのですが、その後の人生観が変わるほどのものは何も残らないケースが多かったです。

・社会現象のダイジェスト

・職業を紹介するダイジェスト

・流行を紹介するダイジェスト

・ネタのようなタイトルだけ

そういうのは見飽きた視聴者なら一発で「またか」と思うはずです。基本的にウィキペディア的に学べる要素はあるかもしれませんが、感動できる要素を求めている視聴者は、時間の無駄と続きは見ないでウィキペディアを読むかもしれません。

人物の掘り下げが弱い

こういう作品は、ポリシーが不足気味なのか、テーマではなく職業名や現象を名前にしたような作品タイトルも多かったです。あまり伝えたいテーマがないケースもあって、涙を流すほどの感動できるシーンはほぼ皆無だったりしました。僕だけではなく、評判になった作品でも数年で消えて行ったりしますので、時間のフィルターに耐えられないということかもしれませんね。一時的にせよ、誰もが知っているほど評判になる理由は、かならずしも本当の人気だけではなく、プロモーション(販売促進、宣伝)の力もありますので、この時間のフィルターがひとつの目安にできるかもしれませんね。

・職業名

・現象名

・ドラマとして当たり前すぎるタイトル

一過性の流行であるケースも中にはあるかもしれません。自分の子供ともいえる作品につまらない名前をつける作り手をあまり信頼する必要はないかもしれませんね。

第1話が面白くない

世間で評判になる作品が毎年何作かあると思います。こういう作品はほかの作品より購入する際に判断が甘めになったり、優先順位を高くしているのですが、第1話目から面白く感じなくて、全部そろえたものの観ていない作品も中にはあります。「評判だけ」を頼りに購入するよりは、過去に見て感動した作品を再度見返すために購入したり、10年以上前の評価が定まったドラマを購入したほうが満足度が高いかもしれませんね。時間というフィルターを通ったもののほうが、いいものが残っている確率は高まるはずですね。

作り手のポリシーが見える作品

シンプルにテーマや端的に内容が作品タイトルに凝縮されていて、作り手のポリシーが伝わってきて面白かった作品タイトル

・1リットルの涙

・クローズ

・ビューティフルライフ

・HERO

内容も面白かったです。

タイトルが意味不明というよりポリシーが見えない

タイトルをみても作品のテーマや作り手のポリシーがよくわからなかったり、タイトルがインパクトがあるものの、日本の作品であれば奇抜なタイトルのものにあまり好きになれない作品が多かったです。日本の作品であればシンプルな名前の作品ほど鑑賞後の満足度が高かったです。

基本的には、作りはじめた段階でのポリシーが薄ければ薄いほど、あとからタイトルをいじって変えたり、多少小細工しても何をしても面白い作品にはなりえないかもしれませんね。

作品の箱に書かれている説明がきやストーリーをほとんどの人は無視して購入しているかもしれませんが、ここにあらかた作品が作られた経緯、大事な要素、エッセンスは記述されるのでしっかりチェックしたほうがいいはずです。

作者だけが元ネタはバレていないと思っている

著者や作者が自分の知識力を過信しているのか、あるいは元ネタがあることすら意識していないのか、どちらかわかりませんが(意識していない、といっても責任があるかどうかは別にして)どっかで見たなーっていうセリフをそのまま使ってしまうパターンですね。

ま、誰も聞いたことないセリフを全編通して使用するなんて無理に近いですが、主人公は最後の最後で言う

決めゼリフまでまたそのセリフかよ

というのを見たら腹も立とうものです笑。

決め台詞までどっかで見た同じようなセリフって事は作者に、これまでの作品を上回るオリジナリティもないし、そもそも語るべき斬新なテーマもないのにドラマが作ったのかよってことですからね。一緒だったら焼き増し作る必要ねーじゃんって感じる方も中におられるのではないでしょうか。

青臭い主人公が青臭いまま終わっていく

作者にはどこかで青臭い主人公を笑う視点も必要かなと思うのですが、終始一本調子で青臭い主人公が、その青臭い人をほぼ受け入れてくれる生ぬるい環境の中で育ち、青臭い人がやがてちょっとつまづいたけど立身出世するとかでドラマが終わっていく。

まあ、そういう甘めの世界でならこの主人公は成立しますけどっていう。

もし漫才師がボケっぱなしで誰も突っ込まなかったら最初は痛い人だなぁって笑ってられるかもしれませんけど、だんだん誰も突っ込みなしかよって腹立つかもですね。。

ゲームオーバーがないゲームのようにある意味何やっても予定調和で成功

挫折とは呼べない挫折で主人公がオーバーに騒いでいるだけ

考えられる主人公への締め付けが観客の想像以上にぬるい。

そんな世界を見せられても、うそ臭い感じしかしないかもしれませんね笑

著者はある意味書いてる自分をすらつっこまなきゃいけないケースも時にはあるはずですが、バランス感覚がない作者だと、そもそも観客の視点で作品を見られてない客観化が弱い作品ができあがるケースもありますね。お客さんは作品作りには素人ですけど、作品を見る目は作者より上の場合が多くなっているかもしれません。(書くことに時間をかけている作者より普段からたくさんの作品に触れ、さまざまなバラエティある最新作品をチェックして知っていたりします)

トリックがわかるのはまあいいとしても。。

作者が作品を客観視できていない例としては、

推理小説だったら

誰でも分かってるトリック」しか思いつかない作者が

この小学生でもわかるようなトリックの価値を高めるために

わからないわからないと終始言ってる探偵

わからないわからないと終始言ってる取巻き

で登場人物を固めている感じかもしれません。

さすがに

都合よくわからないふり

で2時間とか引っ張るのは不可能ですよね。。

チープなネタもったいぶって出してくんじゃねーよ

「時間埋めの入浴シーン多いなぁ」

「発想が貧困で何の目新しさも発見も驚きもないもん見せんなよ価値ねえなぁ」

こういうのを井の中の蛙、あるいは作者の自画自賛型ドラマと呼べるのかもしれません。。

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