ごみ屋敷、片付けできない人の特徴

ごみ屋敷、片付けできない人の理由

ごみ屋敷とは行かないものの・・・

片づけをできない人がいます。原因はいろいろありますが、自分でもその理由がわかっていないケースがあり、その場合は原因に気づくことで対策が見えてくるはずです。

見つからないのが困るので今のままにしている

・今の位置を覚えていて忘れたくない

たとえば物の位置を現在の位置からまったく違う位置に変更すると、必要なものがどこにあるかまるでわからなくなる場合があるかもしれません。するとどうするかというと「物の位置を変えたくない」　⇒　「このまま掃除をせずにおいておこう」　⇒　「そのまま自分にしかわからない配置」になっていき、周囲からは「片づけができない人」と思われるようになるケースがあるかもしれません。「仕事机は散らかっているほうがはかどる」というのはこのタイプの人かもしれませんね。

根本的な解決方法は？

根っこには、「物がどこへ行ったかわからなくなった場合の恐怖心」「必要なものが使えない、すべて溜め込んで持っておきたい」というある意味、「多少他人から見て（自分から見ても）散らかっていても自分さえつかえればいい、使いやすければいい」「安かったり、ただでもらえるものであれば自分のストックを増やせる（必要担った場合に買いに行かずに比較的自宅に多少邪魔になっても置いておくほうがすぐ取り出せる）」という安心感を得たい傾向が強いはずです。

どうすればいいか？

単純に「すぐ取り出せる整理方法、しかもコストがかからず、分類整理も楽」を自分で考えたり、周囲の人が教えてあげれば改善するケースもあります。もちろん、付近の住人から疎まれている「本格的なごみ屋敷」野場合は、この限りではないかもしれませんが、それでは根っこにあるのは、「自分だけが取り出せ、アクセスできるリソースの確保、保存」ですから、広い意味で言えば「たとえば、ネット上で安い中古品が購入できたり、必要になればいくらでも安くて簡単に物を購入できる仕組みする環境」を教えてあげるのも1つの手かもしれません。

それでも無理な場合は

実害が（異臭や景観を損なう面はあるかもしれませんが）比較的騒音や煙よりはすくないため、その分まったくの他人が入り込んで口を出すことが難しい長期的な問題に発展するケースがあります。その場合も根っこにあるのは、「必要なものがどこへ行ったかわからない、新たに探す場合に見つからない、悪い条件でしか買えないという恐怖心」である点にしぼってその人を見ていくと何かしら提案できる切り口が見つかるかもしれませんね。本人の特質によりところが大きいように見える「片付けられない」「物を溜め込む」という傍から見れば、「理解不能」に見えるものも、「より安い商品やお得な中古品等を見つける能力」が不足していたり、単に「そもそも情報をインターネット等から得る手段に疎い」ことが1つの原因になっている場合があるかも知れません。相手の個性の部分にフォーカスすることで腹立たしいながらも長期的な解決方法を探っていくのも糸口の1つになるかもしれませんね。

具体的に整理する方法

本格的なごみ屋敷の場合は難しいかもしれませんが、普段心がけるだけで整理整頓できてしまう方法をまとめました。

・ジップロックで視認性高くカテゴライズ

ジップロック的なもので透明のチャック袋を使用して、小物を小袋に分けていきます。するとたとえば文房具で鉛筆やペンが散らかって、まとまりがなかったものが、1つの袋にまとめられることで、単純に見た目がすっきりしますし、ほこりが基本的にはかかりませんから掃除も楽です。また台所用のお玉をかけるような格子状のパネルが販売されていますので、小袋に穴を開けてパネルに吊るしておけば必要な際にすぐ取り出せて、整理も楽、取り出すのも楽と一石二鳥になるかもしれません。とくにパソコン用品やケーブル類はすぐにどこに行ったかわからなくなりがちですし、箱に収納してしまうと取り出すのも億劫になるケースがあります、こういったときにも透明であれば取り出すのが楽になるはずです。文書などは「用途向け」にファイルをそれぞれ分離して保存すると、単純に検索性が高まりますし、ちょっと収納する方法を変えるだけで、ごみ屋敷状態の人も納得？して「使いやすさ」「掃除のしやすさ」「収納の手間がかからずコストも安くて簡単」ということを実感なさる方ｍもおられるかもしれません。