描かれているテーマは「ダメな一般市民」と「ニュータイプ」ということで、大して面白いとはいえなかったが、3つほど印象的なシーンがあった。
1・パイロットの男女が前後になって2人でコクピットに座るシーン
2・ガンダムがバスケットをしているように見えたシーン
3・敵味方一斉に隕石を止めようとしたシーン
3の一斉にモビルスーツが集まってくるシーンは、最近見たような気がしたので思い出してみると「アイアンマン3」の映画の大量のロボットが結集するラストシーンにも多少映画を与えるのかもしれない。
1のパイロットが男女で前後に重なっているシーンはラブシーンが少ない(もしかすると描けない制約の中で)この映画の中で監督がアイデアをしぼって、擬似恋愛シーンとして描きたかったのではないかと感じた。
2はまったく個人的な感想だが、最後の最後のラストシーンでシャアの脱出カプセルを捕らえたガンダムが、まるでバスケットボールをもてあそんでいる様ですこし笑えました。
ガンダムのゲームは最近面白くないワンパターンのものもある気がするが、スーパーマリオ的にマルチにスポーツゲームとして再生してもそれはそれで面白いのではないかと思った。
ガンダムサッカーゲーム、ガンダムベースボールゲームとかやってみたいな。と思った。
秀逸だったのはチェンがアムロを待って部屋の前で膝を抱えて浮かんでいるシーン。
この映画で一番ドラマがあったのはチェンとチェンのラストシーンだろう。
その分ブライトの息子はたんに無能な人物ようにも見えてしまった。
ニュータイプという概念についてさらにつっこんで描けると思って、描きたかったからだろうが、概念で少し人物描写、感情や生き死にが薄まってしまっているような気が下。。
12クールくらいで描ける内容だったが、2時間に詰め込むのは困難だった麺もあるのかもしれない。
特典映像にガンプラが出来るまでの設計~成型過程のダイジェスト映像が入っていて、工場の中がわかって面白かった。