自分への嫌がらせなどではない可能性がある
若者の肩を持つわけではないですが、若者は自分の楽しみのために周りに迷惑がかかっていることに気づきにくいケースもあるかもしれません。
何も
・あなたを超困らせたい
・あなたを大嫌いでやっている
わけではない場合もあるはずです。
純粋に自分の趣味で行動する面(言い方を変えれば多少子供っぽい動機)はあなたにとっては腹が立つかもしれませんが、彼らの中に
・自分の中にも以前はあった楽しむ心
・驚きを感じた新鮮な心
を持つ昔の自分を発見したとき、何か懐かしくていいもの、遠い過去の思い出の中の一場面、瞬間を再発見できるきっかけになることもあるはずです。
頭ごなしに状況をみずに判断できないこともある
たしかに
・夜中に急に騒ぎ始めたり
・何をするにも仲間で連れ立ってばたばたうるさく感じる
など、こちらの捉え方、見方によっては迷惑に感じるだろう行為を若者が行っているケースもあるかもしれません。
もちろんすべてにOKを出すのではなく、限度や言うべきことを伝えるべきときはあるはずです。
若者だから切れやすい?
よく耳にするのは若者は切れやすいなどといわれますが、脈略なく切れているように年長者からは見えているものの、実際は何かしら若者固有のの文脈の中で切れているケースも中にはあるはずです。
「いまどきの若者ってやつは。。」などと1つの型にはめてに突き放してみると、
・やっぱり最近の若者は全然わからない
・今の自分や過去の自分ともまったく違う
と判断してしまうことは簡単ですが、
ではその怒りをストレートに若者にぶつけたとしても、なかなか効果は持続しないケースも多いはずです。
若者が話を聞かないのはなぜか?
なぜなら若者の文脈や流れをみずに一部分を切り取って、1つの要素にフォーカスして叱ろうとするとそもそも的外れだったり、長期的にはあまり効果的ではなかったりするので、
・彼らが今やろうとしているのはナンなのか?
・よくない部分が発展する可能性があるのか?
・影響範囲はどれくらいなのか?
をできるだけ冷静な頭の部分で考えたほうが後々楽なケースもあるはずです。
若者を叱るとはどういうことか
苦し紛れにこちらが瞬間沸騰的に激高するなどは単にバカに人だと思われる可能性もあるので、流れを読んで相手の考えていることを出来るだけつかんだ上で
・それでもそこで叱っておくべきか
・もう少し様子を見るべきか
・この範囲までは許容できそうなので今回は長い目で判断すべきか
を考えるようにしたほうがいいですね。
また仮に様子見、放置することで今後とことんよくない方向へ発展していった場合であっても
・その時点になってからでもリカバーできるかどうか
を考えてリカバーできそうであれば様子見期間をとりながら相手のことをある程度つかんだ上で反論をぶつけて言ったほうが
より実りがある対応を考え出すことも出来るはずです。
相手のことは確かにわからない部分も多いですが、
相手をまったく知らないでこちらの怒りと要求だけをぶつけても
それは的外れになってしまうケースも多いかもしれません。
若者に対して苦言を行うべきとき、文句を言いたいこともあるでしょうが。。
恋人や家族、友達であってもそうであるように、嫌いな相手、嫌いな若者?であっても相手を知ろうとする態度は大事かもしれませんね。
もちろん若者の気持ちを考えてあげる、といっても100パーセントすべてにおいて若者側の立場が正しいわけではないですし、何でもかんでもokと譲歩してあげることは結果的に、若者とこちら双方の将来にとって、ためにはならないケースもあります。
どちらかというと切れやすいといわれることもある若者と、こちらも敵対心むき出しの立場でぶつかり合えばとんでもないことも起こりえます。ここはいったん冷静になって、一番いい解決方法を見つけ出すことが出来るのも年長者側の経験、実力の見せ所といえるかもしれません。一緒になって全力でぶつかり合っても、得られるものも得られなくなったり、余計によくない方向へ加速させてしまっては本末転倒ですので、自分の経験を踏まえたうえで、もっとも好ましい結果を得るにはどうするかを導き出したほうが、今後一段解決スキルもアップさせることができますので得かもしれません。