怒っている人に対処する方法　自分勝手にコントロールされない

怒っている人に対処する方法

「怒ったもん勝ち」

「いいたいことを言わなきゃ損」

とばかりに相手は怒っていて、

「結果、いつも相手の言うとおりにしている」

というケースも中にはあるかもしれません。

たとえば、怒っているパターンにも２種類あるはずです。

「あなたから（ボランティアで）してもらったパソコン設定が間違っていた、どうなってるんだ、今すぐどうにかしてくれ！」

「雨が降ってくるなんてどうなってるんだ、どうにかしてくれ！」

この２つは大きく違うはずです。

そもそも誰もが怒ることなのか？

人が怒っていると言うと表面的な「怒っている」という状態にフォーカスしがちですが、本質的には、

Ａ・外見（怒っているという外見、見かけの部分）

Ｂ・中身（怒っている内容（怒る価値がある）かどうか）

の２つはそれぞれ分けて考えることもできるはずです。

同じ「怒っている」であっても

単にＢ「雨が降ってくるなんてどうなっているんだ、どうにかしてくれ！」のように内容的に話す価値がないとこちらが感じた場合、基本的には相手にしないで対処する方がいいかもしれません。

また

Ａの場合であっても、ボランティアで行ったことであれば、何か起こったとしても基本的にはどちらか一方にだけ責任があるケースは少ないはずです。「善意でやってもらったのですが、できなかったので、もう一度設定お願いします」という気持ちが本来あるべきはずですが、助けるスタンスで善意で行ってもらったことに対して言い方に自分勝手な面があるとも言えるかもしれません。

たしかに相手が迷惑や困っていることはわかるのですが、万全を尽くして手段にも問題がなかった場合ある程度予想できる範囲のことですから、ボランティアで無償でやってもらった上に、善意への感謝もなく、まず最初に怒ったり、してもらった立場の側がえらそうにするなどは本末転倒なはずですね。

内容に問題があると感じた場合だけ対処する

もちろん仕事などで、窓口を担当してる場合はそういうわけにもいかないケースも中にあると思います。

しかし、基本的にはこちらが善意で行っていて手段に問題なかった場合には、

・相手の論理

・相手の多すぎる要求

・相手からの負担

を正面から受けない事、そして全部が全部１００パーセント相手の言うとおり真に受けるなら楽なのですが、そうではないケースもある点は共通しているはずです。

そもそも簡単に１００パーセント言うとおりにできるなら、相手が怒っていない場合が多いはずです。

別に開き直る必要はないですが、善意で行ったことまで完全に相手のいうとおりにする気は誰も起きないはずですね。

相手の論理

何事も１００パーセントではうまくいかないこともありますので、

そこに問題もおきてしまうのかもしれません、

本来問題が起きるのは何かしら両方に原因があるケースが多いです。

５０パーセント５０パーセントのことに怒っている人と言うのは、

・なんでもいいから怒ってこちらをコントロールしようとしている人

・怒れば何とかなる

・これまで怒れば何とかしてもらってきた（周囲の環境）

・伝える手段が怒る以外ない

・状況を相手に伝える語彙力がない

・短期解決へ向けた適切な言葉を使えない

・そういう状況に慣れている人

に時間を取られるのは結構しんどいでしょうし、関わり合いになる条件を決めておいたほうがベターかもしれません。

また、

・この条件ならかかわる。

・それ以外はかかわらない。

と言う風に決めておける内容であれば、枝葉の会話、解決のレールに乗っていない話や時間を除外してふるいにかける、と決めておける場合もあるので、かかわる時間や範囲を限定的にしたり、将来的な決定に対しても迷いが少なくなるかも知れません（相手に伝える伝えないは別として自分の中で判断基準として決まっていればこちらは冷静でいられるはずですね）

最終的にはその人とかかわるにしても、

・自分にとってメリットある人かどうか

・もし、かかわらなかったらどうなのか

・いま解決すべき問題なのかどうか（優先すべきことはほかにないか）

・あるいは問題を解決しつつさらに一段上を目指す一石二鳥の方法はないか

にフォーカスしてみるのもひとつの手かもしれません。