五感の能力が低下しているのかもしれない
・相手の反応がない
・こちらの問いかけを真剣に聞いているのか聞いていないのか
・相手は自分の趣味で気もそぞろなのか
「ちゃんと話くらい聞いてほしい!」
「頼むから話をしているときくらいこちらへ集中して!」
「まじめに話を聞いて」
という場合もあるかもしれません。
しかし、基本的に
・反応は一般的に若いときより時間がかかる(話しかけてもそぞろだったり、意識に上ってないように見える)
・時間経過の感覚も鈍い(急いで今すぐ何かをしなければという気持ちは少ないことがある)
・瞬発力も弱まる傾向(お願いをしても頭で理解して実際に体を動かすまでに時間差がある)
・一時にひとつのことをこなすので精一杯な場合もある(一度にあれこれ同時進行でできない人もいる)
・聴力、体力、視力ときには気力も若いころと同じようにはできない(そもそも聞こえていない、聞こえにくい、文字が見えにくい、見えないのであまり読みたくない。問題を解決してもその後の人生で改善効果を感じたり、新しい方法を使える時間は限られているので、できれば現在のやり方を続行して最期を迎えたいと考えていることもある)
という高齢者さんも中にはいらっしゃるはずです。
相手のペースで話しかけるとは?
・相手が携帯をいじっている
・演歌の番組に集中して鑑賞している(ように見える)
・料理で材料を切り分けている最中
などは一時に2つ以上のことをこなすことをとくに高齢者さんはあまり喜ばないケースが多いです。
こういう場合はいったん一区切りがついてから話しかけるか
「いつごろ話をできそうか?」
をたずねるようにすればこちらの話や時には注意を聞いてくれる確率が高まるはずです。
またそんな相手のペースに合わせるのが時間の都合で困難な場合は
・できるだけ読みやすい大きな文字や内容で書かれた書面にしておいて置く(手渡しだとこれまた相手の集中が妨げられたり、なんとなく必要以上に緊張感や角が立つ場合があるため、食卓などにそっと置いておく方法もひとつかもしれません)
文書だと相手のペースで読み始めることが可能ですし、こちらも一応手を離れますので、次の作業に取り掛かれるのはメリットのひとつですね。
いいにくいことであっても言わなければならない場合
また多少角が立ったり、相手の心証がよくないだろうと予想されることであっても
・行動をうながす理由
・トラブルになりやすい原因
・その結果得られるもの、目的
をはっきりさせて文書などで伝えることは長期的には必要なケースもあるはずです。
お年寄りでも理解力はさまざまですが基本的にはこれまでの行き方の延長で行きたいと望む方も多いですし、頑固な一面も誰しも持っていることが多いです。
うすうすよくないこととは思っていても、あまり状況判断があいまいだったり、それほど迷惑がかかっているとまでは気づいていない場合もあるので、文書で的確に指摘あげることで、自分はもとより、相手にとってもよりより生活が持続的に行える確率が高まるはずです。
よくないことは
体力的にはもろい一面がありますので、
直接衝突して
「なんで言うことを聞いてくれないの!」
「これをしてほしいと伝えたでしょ!」
「ちゃんとしてくださいよ」
といったとしても高齢者としては物理的にも心情的にもなかなか加齢とともに無理になってくるケースもあるので、相手ができる範囲のことを、しやすい方法で提案したり、相手の大事にしているもの(世間体や、関係性、健康)がそのことによってどのように改善するかを提案したほうが、話を聞いてもらえるようにもって行きやすいはずです。
耳が聞こえないことでの不便など
本人にとって耳が聞こえないことで
・本当に大事な情報も若干めんどくさくなる(聞き返したり、大きな声で話してもらったりすることに疲れやすい)
・普段小さな物音に気付かないことで急に人が現れた(ように感じて)気がしてびっくりする
など普段の生活を送る上でもストレスにかんじている機会もあるかもしれません。
大きな文字で自分のペースで読んでもらえる書面は、相手にある程度読む気があれば読んでもらえる場合も多いので活用して見られてもいいかもしれません。
お年寄りの体感とは?
ホームヘルパーの経験がある方は経験があるのかも知れせんがこういう高齢者さん目線の体験学習があります。
・耳栓
・曇っためがね
・両手、両足に重りをつける
・間接部分に動きにくいサポーターをつける
これらを体へすべて装着した状態で普段の生活をしてみると言う体験です。
するとどうなるかというと、階段を上り下りするのも自動販売機で小銭を取り出して飲み物を買うにも手間がかかったり、思うように動けないストレスを感じるケースがあります。
こういった状態をイメージしてみるだけでも、何かしら高齢者が抱えているストレスの一部を感じることができるかも知れません。
お年寄りはお年寄りでゆっくりと時間はかかるかもしれませんが、可能な範囲で変化してくれるケースもあるので、くり返し、わかりやすく、ねばり強く、こちらから相手へ問いかけることが大切なのかもしれません。たしかに、体力的には若いほど有利なことは有利なことが多いのですが、お年寄りに体力で勝負?を臨むとすれば、何とかわかってもらうまで、妥当なことに関しては相手が根負けするまでしつこめにアプローチできる点は若いことのメリットのひとつかもしれません。
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