だまされやすい人の特徴

だまされやすい人の特徴

■自分のほしい答えを言ってくれる人を探すことに本人は焦点を当てている

どうしても自分の力で解決できない問題がある場合、
人はその問題を解決方法よりも
現状を肯定してくれる人を探すケースがあります。

たとえば商売で何かを販売したい人から

「Aをすれば解決しますよ。」
「問題が起こっているのはBが原因です。」
「そのためにはCという方法がベストです。」

といわれるとCを実行するのです。

わかりにくいと思うのでたとえると

漢字をかけない子供が居たとします。

「あなたは姿勢が悪いですね」
「漢字をかけないのはあなた姿勢が悪いからです」
「そのためにはあなたは、あたらしい学習机を買うのがベストです」

といった具合です。

このとき

漢字をかけない=学習机を買えば漢字を書けるようになる

はかならずしもイコールではありません。

とりあえず安易な答えをほしい人は
あまり考えずに

「あたらしい学習机を買えば漢字を書けるようになるんだ」

「お父さん、お母さん学習机を買って、これこれこれくらいお金がかかるか

ら払って、20万円で買えるから!」

となります。

漢字を書けるようになるには

100回漢字を書かなければ覚えられないでしょう。

その努力を無視して

机を買っただけでは

漢字を書けるようにはならないのにです。

本質はまったく別のところにあると言えるはずです。

大人でも青い鳥を探している人が居る

とくに大人でも似たようなケースがあるかもしれません。

すこし調べればわかることを

同じように

「○○ができない、どうしよう」

と悩んで居たりします。

悩むだけではなく

だれかが思いつきで言った

まちがったBという方法に固執していたりします。

「Bをしたらいいと権威ある人に言われた」

「Bするしかない、Bをすればぜったい解決する」

問題点は、はた目にはあきらかなので

「もうちょっとAしたほうがいいんじゃない?」

というと逆切れされたりします(笑)

理由は自分で考えて、

Aをするのがいやだからです。

誰かに言われたBを選ぶほうが

解決すると思っているのです。

たとえ

その結果、5年前、10年前

言われた問題点が解決していなくともです。

この場合Aという方法が正しかったとしても

Bという方法を否定するのはとても難しかったりします。

他人が言っても

「私はBの方法を信じています」

という言葉が返ってきて終わりです。

本人はすこし調べればわかることを調べない

理論的に目の前につきつけても意味を
わからない(ふりをする)ことすらあります。

どうすればもっとよい解決方法を伝えることが出来るか

すでに失敗していることを認識させるだけです。

「あなたは5年、10年やってきて

すこしも進歩していないんじゃないですか?」

「その方法をやりつづけて実績が出た人はいるのですか?」

「実績がある人はなぜ実績が出たと思いますか?」

とたずねてみるのです。

努力が足りない部分とは?

またやるべきこと

を認識させることです。

「漢字の書き取りを1日100回やってください」

とこれまで実績が出ている方法をやってもらいます。

次の日には

「改善されましたか?」

と聞きます。

「だいたい覚えました」

「わかりません」

「ではもうすこしやってみましょうか、今日は200回漢字を書いてください」

コレの繰り返しです。

何かを信じやすい人は

努力をすることが嫌いなので

その努力をさせることを学んでもらうのは効果的かもしれません。

また

実績のないものを信じやすい傾向があるので

実績があるのかどうかチェックしてあげるのも効果的のはずです。

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