なんでもシンプルに考えている(つもりの人)の特徴
なんでもシンプルに考えている(つもりの人)の特徴
過度の物事の単純化
たとえば
「部屋が汚いと勉強も仕事も出来るようにならない」
という言葉があったとします。
この言葉の是非、正しいか、そうでないかはひとまず置いておけるとします。
(一応この文章の中では便宜上正しいとみなして話をします)
「部屋が汚いと勉強も仕事も出来るようにならない」
これが仮に正しいとして
「部屋が汚いと勉強も仕事も出来るようにならない」
↓
だから部屋さえ綺麗にすれば必ず勉強も仕事もできるようになる、成功する
とはいえない事はわかるでしょうか?
逆は必ずしも正しくないのです。
しかし単純化して物事を捉える人は
勉強や仕事で絶対成功できる、なぜなら私は部屋を綺麗にしたからだ、
と判断してしまいがちです。
極端な話、あとは寝ていても大丈夫と思っている節があります。
失敗の原因の1部だけしか見ていない、分析できていないからまた失敗する
図解するとこんな感じです。
一部の部屋が汚いことが原因で勉強や仕事がストップしている人はもしかしたら状態は快方に向かうかもしれません。
しかし
部屋が綺麗であれば絶対仕事や勉強で成功できるようになる、などと断言できないことはわかるはずです。
また、そこまで単純化できるほど事態は簡単でも安易でもないでしょう。
ましてや
「掃除すれば成功できる論以外の知識は自分には必要ない」
とばかりに単純化してしまっては
成功できるものも成功できないかもしれません。
多面的に意見を聞かずに独断で勝手に決め付けているようでは、言うまでもないですが、素人判断で間違っている可能性があります。
24時間掃除だけを考えている人はいませんが、
24時間掃除だけを考えていては、
勉強も仕事も成功しないはずですね。
たとえがオーバーでしたが、単純化して考えすぎる場合には
・物事を別の面から見る
・否定的な意見ほどチェックする
・他の方法、もっといい方法をシャットアウトしない(単純化して考えてしまいたい人は頭の中を掃除したいのか、新しい知識を門前払いにして、知ろうともしないケースが多いです)
意識してみられてはいかがでしょうか?
他人から見て、単純バカといわれることは少なくなるかもしれません。