■自分に都合よく解釈する人の特徴
自分に都合よく解釈して、変化や成長を出来ない人が居ます。
たとえるなら
相応の努力をしないで、大学に合格できると勝手に思っている受験生に近いです。
「自分が考える大学合格の基準はこれくらいののレベルである」
「だから、コレぐらい勉強しておけば大学には合格できる」
と日々漠然と考えている受験生のようなものかもしれません。
しかし、実際はどうかというと
本人が考えている以上に大学の合格基準が厳しいという具合です。
本人が勝手に大学に合格できると思っているだけで、実際は合格基準に満たないで自信だけ持っている状態であるケースが多いです。
努力しない人を見て周囲の人間はどうすべきか?
かりに
「勉強しないと大学に合格できないよ」
「模試を受けて自分の実力をためしてみては?(全国規模のほかの受験生の実力を知ってみては?)」
「そもそも勉強してないのに合格できるという根拠は何ですか?」
などとアドバイスしても無駄に終わるケースが多いはずです。
本人は逆切れする場合もあるかもしれません。
受験生の場合は周囲の人間が掃除洗濯など家事全般を代わりにやってくれます。
しかし大人になっても受験生のように言い訳をする人が居ます。
「自分はほかにやることがたくさんあって、いそがしくて勉強なんてしている暇がない」
「出来ると思うことが一番大事、失敗してもまた次がある」
「自分は相当できるという自信(だけ)がある。だから大丈夫」
「自分よりレベルが低い人と比べればまだまだ自分のほうが優れている」
と大学合格に焦点を合わせるのではなく
周囲の低レベルの基準との上下関係にフォーカスしているケースがあります。
これでは努力する気が起こらないのも無理ないかもしれません。
いつまでも
「自分は優れている(すこし質問してみれば中身がないことは面接官にも周囲の人間からみれば一目瞭然なのに特別意識を持っている)」
「本番になれば結構自分はやれる(本番がどのようなものであるかもあくまで下調べしたものではなく空想上のイメージでしかない)」
「それなりに努力はしている(つもり)、だから大丈夫(実際には全国基準には到底及ばない)」
など根拠のない自信だけが増大していくはずです。
目標がある場合にはレベルの低い人と比べるのではなく、自分より望む結果を出している人と比べて自分の努力の足りなさを自覚するくらいでちょうどよい
レベルの下の相手と比べることで得られるのは短期的な自信です。
長期的な自信を得るためには、本気の努力が必要なはずです。
それにはゴール(合格、成功、目標)をイメージして、そこまでのレベルアップの道筋を決めていく必要があるはずです。
ゴールや、目標はきまっていても、単に「そうなればいいなあ」程度ではほとんどのことはかなわないかもしれません。
毎日すべきことが具体的になっていないからですね。
本当にやりたことが定まっていル人は
・やるべきことが決まっている
・日々それに向かって努力している
・また努力の結果の芽が出ていることを実感し、その喜びを次の努力のモチベーションにつなげている。
ケースが多いはずです。
努力をする気がない人は口ばっかりで、日々何もしていなかったりします。
合格発表の暇では
自信満々で居られるかもしれません。
・日々やるべきことを見直し、チェックしながら自分に厳しく実行している人
・日々自信だけは満々で、自分よりレベルの下と比較し、アドバイスしてくれる人を無視し続けているだけの人
どちらが望む結果を得られるかは明らかなはずですね。
あなたはどちらになりたいですか?