■他人の意見は参考にはするが、他人の評価を気にしないように生きる方法
■他人の意見は参考にはするが、他人の評価を気にしないように生きる方法
他人や外部からの知識を得て、自分の生活を改善できるように取り入れていくことはとても大事なことかもしれません。
しかし、
自分の評価の基準
相手から評価をそのまま自己評価の基準にする
この2つは話が別のはずです。
自分の価値があるかないかまで、他人の意見を聞いていたら自分などすぐになくなってしまうでしょう。自己評価=相手からの評価を鵜呑みにするのは全然異なることのはずです。
「あなたの勤務評価はCです」
「あなたは10円の価値しかありません」
「あなたにはBをする能力はないです」
たしかにどれももっともらしいですし、現時点ではその通りのこともあるでしょう。
しかし
「ああ、そうですか」
「なるほどそういう見方もあるのですね」
「はい、参考にはしますが」
つまり
「あっそ」笑
という程度のことであるケースも多いです
あなたには価値がない?
しかし本当に将来的にもそうでしょうか?
たとえば
赤ちゃんは10年経っていろんなことを覚えて小学生になります。
10年あれば人間は180度変わることも出来るといえるはずです。
自分の10年を振り返って、
成長できている面があるかもしれません。
いまならうまく10年前の状況でも立ち回れるだけのスキルや自信やスキルがあるのではないでしょうか?
赤ちゃんのように転びながら学んだからです。
つまり過去の転びは成長に活かすことができたといえるのではないでしょうか?
七転び八起きで起き上がったからこそ
学べることも大きかったといえるはずです。
他人に嫌われるとは?
「あなたなど必要はない」
「社の方針に合わない」
「親の意向に沿わないで家を追い出された」
などいろんな形で社会は自分をつまはじきにしようとするかもしれません。
つまり
今の環境ではもしかしたら自分は不要で、無能で、価値がないと思われているかもしれない。
しかし、未来など自分にも相手にもわからないのです。
赤ん坊の10年後をきっちり予想できた親などいないはずです。
赤ん坊がいつ立てるようになって、オムツが取れるようになるかさえ、親には性格には言い当てることは出来ないでしょう。
病気がちで手がかかると思われていた赤ん坊が、立派に成長して大人になることもあります。
Aという会社で不要だった人が、一念発起して前よりよい環境を見つけることもあります。
Bという環境では嫌われ者だった人が、勉強したり、努力した結果、Cという環境では自分を生かせることに気づくかもしれません。
つまり、現在、合わない環境にいることですら、それを元に七転び八起き的に学習を進めれば、なにも転ばなかった人よりも多くの気づきを得たり、それを大きな成長の糧に出来るケースもあるので、自分にもメリットは少なくないはずです。
まだ立ち上がることもおぼつかないのに、わざわざ転んでしまうようなことをやって周囲をあたふたさせたり、心配させることは赤ん坊にはよくあります。
しかし転び続けるのは赤ん坊の学びなのです。
心配させたり、周囲をあたふたさせたりするのは、赤ん坊の学習期間だからです。
大人になると会社や環境自体から、追い出されることもありますが、それも自分にとっては転ぶことで覚える学習期間といえるはずです。
それがどうしても唯一無二(世界で他にない)必要である場合を除いては、環境は多くのケースで変えられます。
他人が心配するから
他人が嫌がるから
他人がうるさく言うから
という理由で立ち上がる練習をストップすることに価値はあるでしょうか?
あなたは絶対立ち上がれない
あなたの価値は0円です(たしかに赤ん坊の価値は仕事的には0円かもしれません)
あなたはこの環境に必要ないから出て行ってください
などと言ってくる人もいるかもしれません。
しかしそれはそれです。
あなたは平然と他人からの評価などスルーしてでも、転び続けて、成長を続けていくのも大事なことのはずです。
それが赤ん坊が、成長し、学び、次回からはうまくやるための唯一の方法だからですね。
具体的にはどう対処すればいいか
100人に嫌われても気にしない
改善しようと努力はするが、「嫌われるから」を自分の行動や自己評価の最大の基準にしない
望む返事がなくても気にしない
会話、メール、問い合わせ等期待しない、相手に任せたり、お願いするのではなく、相手なしでも自己解決することをモットーとする。大抵のことは一人で、人に頼まずとも自分で工夫することで出来るくらい便利になっているケースも多いです。専門職でなければ出来ない仕事をのぞいてあまり人に期待も依頼もしないことです
相手のやり方がおかしい場合もあるので気にしない
高齢者は数十年来やってきた自分のやり方にこだわりがちですが、時代に合わなく古くなっているケースもあります。たとえば新しい技術やもっと便利なものがあること自体知らなかったり適応することを嫌がっていたりします。そしてその基準で自分より年が若い人を評価します。世の中の基準もうつろいますし、ただしく評価することは出来ないジャンルもあるでしょう。時代は10年で変わって便利になったり、不要になっている古い技術や知識もあります。