■間違いを謝らず怒る人の特徴

■間違いを謝らず怒る人の特徴

自分が間違っている場合、相手が間違っている場合

最後は謝って終わるケースも多いと思います。

「自分のほうが間違っていました」

「自分の考え方が甘かったです」

「申し訳のしようもございません」

ところが

ただ中には謝らない人もいるかもしれません。

「なぜ謝らなければいけないんだ?」

「自分のほうが立場が上(と思っている)なのに失礼だ」

「そもそもそんなことは始めから気が付いていたんだ(というフリ)」

をしたい人もいるからです。

謝らないならまだしも

「いい方が気に食わない」

「自分はほかのことで忙しい、話しはそれで終わりにしてくれ」

「そんなに言うなら(会社を)出て行ってくれ」

関係ない方向へ話しを進めてごまかそうとするケースも多いです。

言ってみれば「逆切れ」です。

ここで言う

・正しいこと

・間違っていること

この2つはどうとらえればいいのでしょうか?

全体のトータルの目標に寄与しているか?

・自分、他人を含めてそこにいる人間のトータルの目標にプラス

・そこにいる人間トータルのハッピーにつながる

・その通りすれば、結果がすぐにでるほど時期的にタイムリーな提案

であれば即断で逆切れされるケースは少なくなるかも知れません。

つまり

・メリットがある
・メリットがそれほどない(またはメリットが数十年後に出る)

であれば相手は動かないどころか、逆切れしてくるケースも多いです。

メリットもデメリットも相手が認識できていない場合

あるいは相手の基本的な知識が欠落している場合もあるかも知れません。

・話し合っている内容について相手の基礎的な知識の欠落
・論理的な話し合いを行う方法を相手が知らない(気分しだいで言い逃れ、水掛け論、論理展開のおかしい話に広げるため、収集が付かなくなる)
・日ごろの問題意識の不足、土台がない状態

つまり

「いそがしいから」
「今興味ないから」
「そんなことしてる暇ないから」

と軽くあしらえると思っている状態に近いはずです。

また論理的におかしいことも相手にはほとんどわかっていませんので、

中には

「今日言われていたことはよくわからないし自分はまったく間違っていないからほうっておけばいいや」

「論理なんて知らない、自分は直感が優れているからそれでいく、論理など必要ない」

「そんなことを気にしていたら何もできない、難しい話などする必要がない」

を普段から地で行くような人もいたりします。

論理的に諭そうとしても全然意味を理解できていないケースもあるかもしれません。

しかし、

A 釈迦に説法(賢い人にあえてわかりきっていることを説くこと)

B 猫に小判、豚に真珠(あまり賢くない人に説明しても、価値がわからず無駄に終わること)

大きく分けてAとBがあるとすると、Bである場合も多いです。

価値がわからないのです。

わからない相手にとっては

「自分には関係ない」

「自分にとっては話を聞く価値もない」

「その結果どうなろうがほうっておいてくれ」

ということなのです。

相手が逆切れする理由は

あいてからすれば

「知識がない人間でもわかるように説明しないあなたのほうが悪い」

「そういうことは(自分で調べてこなかったから)自分が見聞きしている範囲では聞いたことがない、だから100パーセント大丈夫だ」

「忙しくて時間がないから5秒で価値がわかるように説明しろ、(自分の想像力や論理的な理解力が不足しているはさておいて)そんなこともできないのはむしろあなたの説明力が不足しているからだ」

という態度に出てくるケースも多いのです。

知識がないのは相手のせい、論理力がないのも相手のせい、そして損をするのも相手自身

長期的には損をするのは相手自身だったりします。

想像力がある日とはすべてのことについて感受性が優れているので、問題点があれば、早めにキャッチすることが出来ます。

また論理的に考えることも多いので、知識で補うことで将来について想像することができたりします。

ところが、逆切れする人はまったく将来を想像していないか、今の目の前のこと以外は想像したくない人であることもあります。

時間軸が常に現在の瞬間なのです。

論理的に考える人 ⇒ 将来を現在の知識で補って想像、ときには問題点をあらかじめ修正しながら前進する

論理的に考えない人 ⇒ 

・誰かの意見(論理的におかしいような話)を鵜呑みにしてそのとおり行動していれば安心する。

・あまり認知されていないような偏見を元に行動することも。(自称専門家の意見に弱い。しかし自称しているだけなので実績などを見ると実は矛盾点も多いこともあるがそれは見ないで没頭したり信じ込んでいることも)

・現在の直感で行動、物事を感情で捉えて、話に矛盾点が出てくれば上下関係など関係ない話題を持出す場合も(論理的におかしい人は論理的におかしいことにすら自分でも気づかないことも。そもそも論理性のある話の展開を出来ないケースが多い)

論理的な話しをまったく出来ない人の特徴

たとえば

「A=Bです」

「BとCはまったく同じ条件として考えることが出来ます」

理由はこれこれです、ここまでいいですか?

「はい」

なのに

「ではA=Cであることはわかりますよね?」

とたずねると

「いやそれは違うと思います」

と答えてきたりします。

論理的な話ができない理由です。w

「なぜですか?」

とたずねると

「信じているからです」

と答えたりしますw

論理的な話し合いに信じているという言葉はふさわしくないはずです。

柔道で背負い投げで綺麗に一本をとられた人が

「いや今のは負けてないです」

というようなものだからです。

理由を聞くと

「信じているからです」

という具合ですw

信じる信じないはかってかもしれませんが、

柔道というルールの試合ではすでに負けが決定しているわけです。

審判も4人いるとしたら4人とも負けと判定しているケースです。

そこへ

「私は負けていないと信じている」

というのですから

柔道の試合にもなりません。

そもそも論理的な話しの方法を知らないというといっていいはずです。

信じています、という人とどう話しをすればいいのか?

ほとんど解決手段がないケースが多いです。

相手は信じきっているからです。

・1+1=3だと信じています。

・猫は本当は犬だと信じています。

・柔道は野球だと信じています。

理由を尋ねると

「信じているからです」

という論理的ではないし、答えにもなっていない答えが返ってくるわけです。

論理的に話しをしたい人には耐え難いかもしれませんw

相手は幸か不幸か信じきっているわけですから

矛盾点を突く作業はかなり骨が折れます。

たとえば、それだけで24時間費やしても無駄であるケースも多いです。

信じる人は勝手に信じさせておきましょう。

おそらく10年後には自分でも矛盾点に気づくかもしれません。

しかし同じような状態かもしれません。

1+1=3 ⇒ 今度は1+1=4であることを信じています

になる程度の違いしかこの人には起こらないはずです。

理由は単純に論理的に考えていないから別の意見を鵜呑みにするしかないからですね。

世の中にはたしかに論理だけでは解決できな超常現象のようなものの存在もあることは多少は認めますが、

1+1=3は間違っている

程度はちょっと論理的な人(論理的な人でなくてもきちんと距離を持ってよく考える人)であれば答えを導き出せるはずです。

最初の最初でつまづく人には付ける薬がないといえるかも知れません。

また柔道で10回背負い投げしても

「まだ負けていません、理由はそう信じているからです」

という人はほうっておいた方がこちらも負担が少なくすむはずです。

11回背負い投げする手間がしんどいですね。。w

言ってみれば「ゾンビ的に自分の正しさを主張する人」と言ってもいいかもしれません。

ゾンビですから論理的に100回背負い投げしても大してきかないはずです。

相手にしたり、まとわりつかれるのは大変なので、

厳しい面もあるかもしれませんが、他人事として切り離してしまうのも一つの手かもしれません。

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