■親父や父親があほに見える瞬間
あほというと語弊がありますが、残念だったり、たいしたことないように思える瞬間があるかもしれません。
スポーツ選手、有名人をディスっているとき
基準はさまざまですが、
スポーツの試合や
テレビ番組のスイッチを入れている時点で
そのスポーツ選手、有名人をとりまく環境(テレビ業界、スポンサーなど)の意図したとおりの行動をとっているといえるかもしれません。
しかし
その中で
おそらく年収でも、ルックスでも、若さでも、そのたもろもろ負けている要素が多そうな相手に向かって
好きなだけ文句や言いがかりをつけているのを見ると
「言い返してこない相手(テレビ)に文句を言いたいからテレビを見ているのかな?」
「90パーセントくらい負けている相手に何を言っているんだろう」
「イソップ童話の酸っぱいブドウとはこのことかな?」
と感じるケースがあるかもしれません。
負けることがわかっている相手に、影でけんかを売った気になっている、しかも理屈も何もなく小学生レベルの言葉で、尊敬しろというほうが難しいかもしれません。
すくなくとも
ぜんぜん不足している部分が多そうな人がチャンネルを合わせている時点で
「そのテレビ視聴時間で有名人よりお金を稼いだほうがいいんじゃないの?」
「テレビをつけているときだけ人を見下している気分に浸っているだけ」
「テレビを消したらただの人、別に有名であることがえらいわけではないが、日常生活ではほとんど格好いいとは思われていない人」
という見方もできるはずです。
動作がのろい、判断力の低下、理屈が通らない
これは年齢を重ねることが必ずしもよくないというわけではないのですが、
てきぱきできなくなるというケースが多いです。
別にてきぱき若い人のように動くのが無理なことはわかります。
しかし
「スマホ、パソコンなど若い人のできることをできない」
なおかつ
そのことに対して
「こんなきちんと動かない機械を作った人間がだめだ」
「もっとわかりやすくすべきだ」
「こんなもの使えなくていいんだ(必要だから使い始めているくせに)」
と怒り始めるケースが多いです。
ちょっと調べればわかることであっても
自分は調べずにおいて
「こんなのちょっと調べればわかるんだ(調べないからわからない)」
「教え方がよくないんだ(たいていの人はそれで使えているのに)」
「(親切心から、あるいはこちらが困るからよい方法や手段を教えようとすると)そんな小手先でちょいちょい調べたことでえらそうにするな」
などと逆切れされる場合もあるかもしれません。
・知らないから教えようとしたら怒られる
・それを偉そうと受け止められる
・しかも進歩がない
こういう相手と会話するのは
お互い気分がよくないシチュエーションのはずです。
たとえば
中学生が10人中9人くらいは、
マニュアルを読まなくてもスマホの使い方をマスターできるケースも多いかもしれません。
まして、マニュアルを読めば
1日もあればスマホの使い方を覚えられるはずです。
その1日でできる範囲のことを
「わからないから機械を設計した人間のせいだ」
といっているのは
あまり尊敬したいとは周囲の人は思わないのではないでしょうか?
多くの場合、
・ただの逆切れするおじさん
・あまり近づかないほうがいい中年、高齢者
・面倒くさいだけでスキルが低い人
と感じられることも多いかもしれません。
若い人に学ぶことで
得られるものもありますので
若い世代をディスって悦に入ったり、
新しい技術に逆切れするのはやめて
素直に生活に取り入れてみるのも手かもしれません。
老いては子に従えという言葉もあります。
古い考え方は、10~50年前は有効だったかもしれませんが、
それは現在は使えなくなっているものもありますので、
新しい考え方、新しい時代、新しい世代を
尊敬はしないまでも
それなりに学ぼうという姿勢は持ったほうがいいのではないでしょうか?
文句を言って
逆切れして
しかもテレビを消したら何もできないただの人
これでは周囲からは成長がない人と思われても仕方ないはずです。
ましてや自分のほうが年収もルックスも若さも不足している相手に向かって
「たいしたことない」
「ぶさいく」
「格好良くない」
「もう年だ」
とディスっているさまは滑稽(こっけい)でしかないといえるかもしれません。
相手に気づかせる方法
「不足している人ほど他人をディすることに必死になる人っているよなあ」
「テレビに愚痴る前に、鏡で自分の顔や姿を見てみたら?」
「自分の魅力が何分の1か自己認識したら?」
「その愚痴レベル、会話レベルでは、おそらくテレビに出たら一瞬でチャンネル消されるくらいつまらない人と思うよ」
「あの隣に自分がいると想像してみたら?違いや不足部分がよくわかると思うよ」
などと独り言を言ってみるのも手かもしれません。
おそらくそれでも気づかないかもしれません。。
「ほかにやるべきことがあるんじゃないの?」
「この時間は本当に有効な活用方法なのだろうか?」
「この時間でレベルアップ、スキルアップ、人生の満足度アップに使うべきではなかったのだろうか?」
というのは自分に対しても言えるのですが大事な問いかけかもしれません。