■ 疲れている人に同情すべきかどうか?

■ 疲れている人に同情すべきかどうか?

疲れて怒りっぽくなる人もいる

疲れている人の近くによるとよくわからないですが、波動のようなものが違っているケースがあります。

波動というのを単純に言うと機嫌といえるかもしれません。

とにかく機嫌がよくなかったりします。

いちいち反応がトゲトゲしくて、こちらまでいらだたせられるような感じです。

すると

「あれ?なんでこんなことで無愛想にされないといけないのかな?」

「こっちは普通に話しているだけなのになあ」

「冷静に判断できなくなっているのだな」

というのが見えてくることがあるはずです。

疲れて、機嫌が悪い人に同情すべきか?

「おつかれさま」

という言葉はかけてあげてもいいかもしれません。

しかし

「その原因」

「そこに至るまでの経緯」

「本当に手放しで現状を肯定するだけでいいのか?」

「もっと生産的に自然に生きられないものか?」

という疑問が浮かんでくるはずです。

たいていの場合、底に至ったのには

「原因」

「何らかのよくないことの積み重ね」

「そこから抜け出すために何もやっていない」

といった感興だけではなく本人由来の癖のような習慣が

現状を引き寄せているとも言えるかもしれません。

人間愛からは確かに同情すべきかもしれないが

たしかに同情すべき点はあります。

しかし同情だけではその人は現状維持、あるいはだんだん下降傾向になっていくケースもあるかも知れません。

下降傾向になればたいていあなたにも影響が出てくるはずです。

長期的には、

・忙しいこと

・体を精一杯使って付かれきっている現在の状態

・休みも十分ではなく人間関係に気を遣う体力も残っていないこと

・次の計画を立てるための勉強時間も確保できないこと

これらはよりよい方向へ変えていく必要があるかもしれません。

あなたにできることは問題の本質をその人の代わりに指摘することしか出来ない

長期的にはやさしさというのは、

・気づいていない可能性を指摘すること

・気づいていない欠点を指摘すること

・気づいていない方向性を指し示すこと

にしかあなたの存在意義もないですし、してあげられることはないのかもしれません。

だまってみているのが不愉快だったり、面倒だったり、それでも何とかするしかない関係なのであれば、指摘してあげることでその人の人生を変えていくことしかないはずだからです。

・黙っていれば解決する

・みなまで言わなくても大丈夫

そう確信できる場合を除いては、はっきり相手に伝えてあげるほうが、将来的にはプラスに転じていくケースも多いはずですね。

同情するなら違う角度から光を当てる手助けをしたほうが、よほど生産的であるといえるかもしれません。

最初は嫌がられるでしょうが、すこしずつでも何かのきっかけに動くことを期待するしかないはずです。

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