■ 若者よ夢を語るな、中年よ夢を語れ
若者の語る夢には現実感がない。
実力もない、知識もない、苦労もない。
流行の言葉でいえば自意識だけ高い。
誰もあなたの中に実現可能性など感じない。
おそらく本人も感じてない。
しかし中年にはある。
中年の夢には現実感がある。
めったなことはいえない。
これまでの挫折が現実感のある夢を作りだす。
もはや若くない。
だから夢は現実に即したものになる。
しかしとかく中年は夢を語らない。
ましてや老年にさしかかれば夢など忘れてしまう。
中年、老年の夢はかないやすい
若者の夢はかなわない。
中年よ夢を語れ。
若者は静かに夢を語れ。そして挫折を経験せよ、恥も経験せよ。それが若者が乗り越えるべき試練なのだ。
それがわかるのはだいぶ先の話だ。
しかし、
中年世夢を語れ。
自問せよ。
実力はそれなりにあるのではないか。
身の程をわきまえた夢ではないか。
中年よ、夢を語れ。
中年よ、力を出せ、あなたの実力で、その夢をかなえよ
若者よ、実力を知れ。恥を知れ。
そして先へ進め。。