■新社会人がチェックすべき着こなし
白い靴下をはかない。もちろん、くるぶしがみえるようなシューズのソックスもはかない。
リュックスタイルは△(登山用リュックはNG)手提げ、ショルダータイプのカバンを。
ワイシャツの下に柄物やカラーTシャツを着ない。
夏場は特にネクタイをはずしたときに丸首シャツだと見える為、Vネックシャツを選択した方がよい。
靴下は左右同じものを、座ったときに靴下は目立ちます。
スーツは3万円程度のものを。やすいものはすぐにきられなくなりますし、社会人経験がすくないのが誰からみても明らかになります。百貨店のセール時期(3万円均一など)が特にお買い得だと思います。(ブランドものではなくても記事がしっかりしているスーツが多いからです)
スーツは何着か着回しを。毎日同じスーツだとそれ一着しかないことがすぐにわかります。社会人経験がある人は少なくとも3着以上くらいを着回しています。
ダブルのスーツはふさわしくない。三ぞろえのスーツもふさわしくない。(そういうのは社長とかデザイン、ファッション、マスコミ系の仕事の人が一部着用しているのをみかけるくらいです)
ずぼんの折り返し加工をしている人はほぼゼロです。ズボンは折り返さないように裾を加工しましょう。
細身のスーツスタイルが主流です。体にあったものを細身のスタイルで着こなす方が自然です(体格がいい人はまた選択が異なります)
オーダーメイドスーツではなくてもいいです。しかしズボン丈は正しく測定して加工します。たけたらずの短いズボンは格好悪いです。ズボン丈は靴を履いて、かかとより少し短めで調整します。スーツ店で正しく採寸してもらいましょう。
ベルト色と靴の色は黒なら黒、茶色なら茶色で統一するのがセオリーですが、そこまで最初はムリと言うことで有れば、カバン、靴、ベルトは黒で最初からそろえておいた方が使い勝手がよいです。
ベルト穴が一番外なのは格好良くない、逆に一番中でもバランスが悪い。ベルト穴は自分である程度購入時に切断して調整できると思いますので、極端な位置にこないようにはかってから切断しましょう。
シャツが白だけ、というのもバランスがあまりよくない。昨日も今日も白では、それ一枚しかないようにも見えます。シャツは比較的安価ですので質のまあまあよいものを1枚ずつ買い足していきましょう。(やすものはやはり夏場にそれ一枚着用するには少し恥ずかしいです。5000円も出せば百貨店でデザインや下手がよいシャツが買えると思います。これも3枚程度をひとまず用意しておきましょう。首回りにあまりゆとりがあるとネクタイを締めても、空洞ができて、あまって格好良くないです。首回りははかってもらって正しいワイシャツを選択しましょう。肩幅と首回りは覚えておく必要はないですが、かならず店員さんにはかってもらってから選ぶようにすると失敗がすくないです)
大体5万~10万円程度の出費はありますので、前もって貯金しておきましょう。業種にもよりますがそこで働く先輩をみながらあとでアイテムを増やしていく方が、先入観で選択するよりはより実務に即した着こなしをできる面はあります。その場合も上記ポイントを押さえて選択しておけば無難に使い続けられると思います。
ネクタイ1本でもよいものは5000円~1万円することもざらです。できれば社会人経験のある先輩にお店に同行してもらえば失敗が少ないでしょう(普段土日に着るカジュアルな服なら彼女にみてもらえばいいというケースもありますが、社会人経験のない彼女の場合は彼女のスーツ選びの基準もずれている場合があります。社会人の彼女や兄弟がいるならそれは同行してもらう価値は大きいです)
予算の都合もありますが、就職活動用でも余りにやすすぎるスーツは、社会人経験のある人からみると一目でわかります。こなれた雰囲気を出すまでは最初は難しいというかムリなのですが、最低限これくらいのものをそろえた方がいいというのは先輩、もっといえば親の世代の方が詳しいです。
恥ずかしがったり、うっとうしがったりせずにきちんと先輩に聞いてチョイスしてみましょう。雑誌はブランドものを格好良く着こなしているサラリーマン向け(すでにサラリーマンの人向け)ダったりするので、ブランドものや高級すぎて手がでないものもあります。
つまり新社会人にはあまり参考にならない場合がありますので身近な社会人の人に聞くのが手っ取り早いのです(近くにあるお店も知っているでしょう)。
靴だけはこだわった方がいいかも。快適さを左右するので靴はできれば革靴でそこも本皮のほうが通気性はよいです(その分雨天に困りますので雨用のゴム底と2足を使い回します)
ゴム底や合成皮革は価格は安いのですが人によっては蒸れて快適ではないと感じるでしょう。本皮の革靴も手入れしたり、底を張り替えれば長持ちします。誕生日やプレゼントなど少し奮発できる場合にはよい靴を是非買っておいてください。靴下も蒸れの原因になります。綿100パーセントのものを選択します。