■大学クラブ活動とサークルの違い

■大学クラブ活動とサークルの違い

大学で例えばテニスをするにしても

・クラブ活動としてテニスをする
・テニスサークルでする
・そのた趣味的にテニスをする

などがあります。

クラブ活動はイメージ的には中学、高校のようないわゆる部活動として正式に大会に出場します。(正式でなくても大会には出場できますが、大学対抗のトーナメントなどに大学名で正式に出場する感じです)

バリバリ部活動でテニスをやってきて、今後も大会を目指してテニスを毎日でも練習したい場合には「○○大学テニスクラブ」に入部すれば、そういう真剣にテニスをできます。

一方、テニスサークルはもう少しルールが緩やかな人同士集まりです。サークル活動の頻度も毎日ではないところが多いです。このため練習と言うよりは趣味でテニスを続けたい人に向いている集まりです。

サークル活動の場合は

「今週はいくのやめておこうと思います」

「わかりました。来週これたら来てね」

「はい、たぶんいけると思います」

といったゆるい感じです。(さぼってもあまり言われません)

ところがクラブ活動の場合は

「今日は部活やすみます」

「なんで?」

「バイトがあるので」

「バイトの日は変えられないのか?」

「ちょっと臨時で代理を頼まれたので」

「次回から気を付けるようにしてね」

「分かりました、次回はクラブを優先します」

といった感じです(クラブによるでしょうが、さぼるなよといったニュアンスやプレッシャーをばりばり感じます)

すこしルールはクラブの方が厳しいのですが、本格的に競技として上を目指すのであれば、とくに集団スポーツ(野球、アメフト、サッカー)であれば休む部員が多いと練習にならないからですね。

たいていクラブ活動もサークル活動も男
性も女性も居ますが、どちらかというとサークル活動の方が女性も参加しやすいかなと思います。(運動部、音楽系の部活動で毎日練習するのがしんどいと感じる人はサークルの方が楽です)

大学側が正式に認めた公認のクラブ、あるいはサークルもありますが、とくに公認ではないサークルなどもあります。

どう違うかというと「部室」があるかないか、とかその他にもいろいろあります。部室というのは、荷物をおいたり、着替えたり、道具を片づけたりする場所のことです。

また「テニスコート」自体もクラブ活動が優先して使用します。サークルには「テニスコート」が学内にあっても使用できない場合があるのです。

しかし「テニスコート」は民間でも、市のスポーツセンターなどでも、比較的安価で利用できる環境が整っていることが多いです。そういった施設に予約して、土日を中心に活動することが多いです。(あるいはイベントとして花見や遊び、テニス合宿などをすることもあるでしょう)

男女比率もそれぞれのサークル、またはクラブ活動ごとに様々なのですが、どの活動も新入生歓迎期間(4月~5月)がありますので、その機会にできるだけ興味がある活動に一度参加してみるともうすこし実際の活動がわかりやすいです。この期間なら入部せずに参加できたり、入部届的なものも必要ない場合が多いですので試しに参加してみるのです。

続けて行くにあたって、特に気になるのは参加費です。テニスのようにウェアとラケット程度ですむクラブ以外にも、アメフト、楽器系クラブなど装備や楽器自体にかなり初期費用がかかるクラブがあります(持っている場合はそのまま使用できますが)こういった費用がかかるクラブだと、数万円~数十万円が夏休みまでの期間にかかってくるケースがあります。

学費プラスアルファクラブ活動費もバカにならないのです。

ただ4年間参加することを考えれば安いこともあるので、最初に少しお金がかかりますよと言う話です。(4年トータルで元が取れたり、楽しければよいわけですから)

またクラブ活動の場合は運営資金も自分たちでまかなっているクラブがあります。運営資金とは、皆で使うものの購入、積立金などの費用です。(大学側から補助がでているクラブもそれだけでは運営できないことがあるためです)。すると毎月「部活費」(数百円~数千円程度)がかかってくることがあります。比較的安いですが、毎月なので計画的に払う必要があります。

団結力が強い、人間同士の結びつきが強い

クラブ活動の場合は部員を全員知らないと言うことはまずありえません。ほぼ平日は毎日顔を合わせることが多いからです。ところがサークル活動の場合はもうすこし疎遠な関係の人同士の集まりです。顔も名前も性格には覚えていない人が混ざっていたりします。あまりこない人もいたり、いわゆる入会も退会も自由だったりするからです(一応登録という形で連絡先ぐらいは代表が管理しています)

4年間でなにかをやりとげたと感じられるのはどちらかというと、「クラブ活動」だと思います。毎日練習するところも多いので、責任やプレッシャーもあるのですが得られるものがサークル活動と比較してとても多いからです。

また余談ですが就職活動で「気が向いたらたまにサークル活動してました」とはなかなかいえないですが、クラブ活動の場合は、「平日は毎日練習して4年間していて県大会に出場しました」ならある程度話のきっかけにもなりやすいです。

求めるものにもよりますが、かけもちもできるのでいつもはクラブ活動をしていて、たまにテニスをしたくなったら土日に参加できるテニスサークルに参加するというパターンなら掛け持ちもできるでしょう。

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