■節約する方法
とにかく代替手段を考え続ける。
お金を出す以外に解決できる方法がもしかしたらあるのではないか?
という立場で考える
そうすると
「別になくても困らない」
「むしろ無駄遣いではないか」
と思えてくる。
ケチとにている。
しかし、ケチよりはすこし理由がある節約も実は多い。
もしも
「買い物でよく失敗する」
「高い買い物なのにむだになった」
「今後使うことが二度とない買い物をしてしまい後悔している」
ことが最近多い場合には、何か買い物をするときに必要なプロセスが1つ抜け落ちてはいないだろうか?
・何年使用できるものか
・費用対効果がどの程度あるものか
・本当に買ってみるまで必要かどうか分からないのか
(デメリットは検索すればインターネットで分かる)
ということは最低限チェックすべきである。
また他人には必要であっても自分には必要ない可能性がある。
・むしろマイナス面の方がプラス面よりも多いもの
・自分の弱点を知っていて、合わないものは買わない(肌が弱いので刺激のある製品は買わないなど)
・よかったという口コミよりはマイナス面の口コミを読んで、その条件を自分は受け入れられるかきっちりクリアできてから購入する
やっぱりつかわなかった
と、使うことが二度ないなら、完全にむだである。
ゴミなら増やさない
これはケチではなくて、ゴミを減らす目的もある。
ゴミを増やさない。
という視点で物事を考えれば、節約にもなっている。
身の回りにゴミが増えれば不快だ。
不要なものに囲まれていれば、生活はスムーズでなくなる;
不快なものにたくさんお金を払って、なおかつ買い物した後悔までしているのである。
ならむしろ買い物はすべきではなかったといえる。
検討していれば「ゴミが増える」ことはなかったのである。
シンプルで快適な生活にはゴミはじゃまになる。
不要なもので必要なものが隠れてしまうような生活になってしまっては本末転倒だ。
プチゴミ屋敷状態はごめんだ。
不要なものを「にくい」と思うべきだ。
もっと「必要なもの」を買えた可能性を逃しているからだ。
失敗した理由
・この先(たぶん)使うこともあるだろうと言う漠然とした将来に対する考えで購入
対策 → たぶんはどういう種類のたぶんだろうか?
・(きっと)楽しいはずという安易な予想で買ってしまった(多くはインターネット上の口コミ、実体験などをみて高揚し、みんなが楽しいのだから自分も(きっと)楽しいはずと思ってしまった(当然だが価値観は人それぞれ異なる。他人には必要でも自分にはゴミでしかないものは山ほどある)
対策 → きっとの確率はもうこれ以上検討できないだろうか?
・自分の希望や夢を達成するにはこれしかない、この商品しかない。
対策 → 本当にこれを買うしかないのだろうか?それ以外で達成した人はいないのだろうか。
目的がないから節約できない?
今後必要な出費がみえていないと節約はしにくい
まだお金を遣っても大丈夫と思ってしまう
あるいは財布に○円ある
と考えるのではなく
未来への備えがあと○円しかない
という発想で物事を見てみる。
そのとき不足に気付く。
節約すべきではない場合もある。自分が起業家だったらどうするか
また事業をしている人の目線で考えてみる
この出費は向こう1年以内に
倍になって返ってくるだろうか?
倍になって返ってくるなら迷わず買え
迷っている間にチャンスも失う可能性がある。
そもそもお金を使って勉強したり、設備投資をしたり、価値をプラスにするから、あなたやあなたの売っている商品に付加価値がつく場合もある。(会社員の場合は自分を商品と置き換えて読んでほしい)
結果、投資した金額以上の見返りがあるのである(見返りがあるかないかは100パーセントは事前に分からない。しかしその投資経験はつぎの成功を目指すプロセスの中では必要である)
世の中には、
にたような商品がごろごろしている。
(会社員で言えば、自分以外の人でも代替できる仕事は多い)
なにも付加価値がないのに「お客さんに買ってください」ではものは売れないのである。(会社員なら面接には通りにくい)
付加価値を付けるには、あなたやあなたの商品にも、ある程度の先行投資も必要だ。
買い物が当てものやギャンブル的な確率の低いものであってはいけない、しかし
このレベルであれば買い物しない方が機会損失につながるリスクがある。
と考えるのであれば失敗した買い物も、金銭的にはいくらかのむだだが、必要なチャレンジだったといえる。
その可能性にトライをするために
必要なお金だったということだ。
起業家(あるいは会社員)はトライしなければならない、なぜなら
現状維持路線=実際はじわじわ後退しつづける方法
である場合も多い。
買い物はチャレンジだ
お金を失う、時には大金を
しかし恐れず使うべきである
お金の使い方一つであなたの未来は決まってくる。
たとえあなたが会社員であっても、学生であっても
起業家であっても。