腹が立って眠れないときにすること

いくら考えても腹立ちが収まらない、何度も堂々巡りをして

【こんなはずじゃなかったのに】
【あんな価値のない相手のために、、、】
【そもそも実際問題として時間がもったいない】

などと眠れないときはあります。

いっそ

【大がかりな仕返しをしてやろうか】

長期的にはそれも一つの案として考えてもいいのかもしれません。動物的に対処するならそうでしょう。しかし短期的にはすこし立ち止まって考えるのが一段大人の対応と言えるはずです。

単純に怒ったり、泣いたり、今以上に状況をよくない方向へ展開させたり、今後将来の不利益を増やすだけなら子供でもできることかもしれません。

【解決策はきっとある、しかしすぐには思いつかない場合があるのでじっくり体制を今は整えるときだ】

と一段引いて考えてみられることをおすすめします。

たとえどんなに【はらわたが煮えくり返るほど腹が立って】いたとしてもです。

３６計逃げるにしかずという格言もあります。一時引いておけば【まてば海路の日よりあり】、という見方もできるはずですね。

ただし、たんに気晴らしで音楽を聴いたり、スポーツしましょうという単純に気を紛らわせると言うよりは

【間接的に一歩上の解決策につながることに時間を費やす】
【より生産的なことに時間を振りわける】
【最終的には解決するのみならず、同時にほかの２つ、３つのこともあわよくば一緒に実現するという一石二鳥なパーフェクトな答え、解決策につながる事に取りかかる】

というイメージです。人生で使える時間は短く、労力は有限なのですから一石二鳥、一挙両得を目指してステップアップしたほうがいいはずですね。

・収入を増やすための時間に転換して、読書や資格取得など自分のキャリアやスキルを伸ばすための時間にあてるように有意義につかう

・この状況から抜け出すことに間接的に結びつくことに取りかかる。

・万が一（腹が立つ相手以外のことで）今後自分の生活上で、何か起こった場合生き残るための方法や対策を実行したり、予行演習として考える人生を充実させるための抜本的な対策、アイデアを考える時間に当てる。

・長期的目標を考えたり、ひとまず短期的に対処する方法（完全解決に乗り出すのではなく、時間をかけて長期的目標をクリアするための時間を作り出すための現時点で考えられるベストのアイデア）をわけて練り直す。

それでも腹が立つという場合は

【短期解決だけでなく人生の本当の目標】

について考えてみられるのも手かもしれません

あなたが守ろうとしている物はたしかに５年、１０年くらいは価値があるかもしれません。
しかし本当にそうでしょうか？ということです。

価値は時代や世の中の流れによって移ろいます。
株価がゼロになる、土地価格が１０分の１になるなんてことも実際に起こります。

絶世の美男美女もだれしも一生そのままの姿形ではいられませんし、無常です。
富や名声もそうですね。

価値があるかないかなど時代の一時期の相対的な評価でしかない場合があるので、本質的な価値が変わらない物にフォーカスしてそうでないものは優先順位を下げるのも手かもしれません。

その中の一つの答えが

【大切な人の支えになること】
【大事な人の笑顔を増やすこと
【愛する人の安心を与えてあげること】

といえるはずです。そちらに時間を遣ってみませんか、どうしようもないくらい腹は立つ人はいますが。

あなたには大事な人がいる幸せがあるじゃないですか。それだけでも十分恵まれている環境と言えるはずです。