高齢者は自分が欲しいものを伝えることも思い出すことも難しいこともある

高齢者は自分が欲しいものを伝えることも思い出すことも難しいこともある

たとえば定期的に使用しているものがストックがなくなっていてもそのことに気づかないケースがあります。

ですから

・何か困っていることない?
・何か不足しているものない?
・何か買い物ありますか?

と聞いても本人も即答できない可能性が高いはずですね。

その場合気がついてあげるのは周囲の人かも知れません。

前回買い物を頼まれたことがある場合には、同じくらいの周期でまた不足している場合がありますので、”これとこれは定期的に買うもの”とメモしておいて上げると、あなたも再度聞く必要がなくなりますので楽にそして高齢者にも気分良く過ごしてもらえるはずですね。

欲しいとかんじないまま、我慢しているか、不便にかんじているのが高齢者

たとえば歯ブラシの先端が十分に歯ブラシの性能を発揮できないくらい曲がっている、そんな古くなった歯ブラシを本人は特別気にせずに使用しているケースなどがあるかもしれません。

本人はそれでちょっと不便かも?でもまだいけるかな程度に思っている。

その結果どうなるかというと、慢性的な磨き残しが生じることで、より深刻なケース=虫歯に繋がっていくこともあるはずですね。

ですから欲しい、といわない事はすべて100%と言う意味ではなくて理解力や、状況判断能力が半分程度に減少している状態で見た場合に、OKというだけのケースも多いかもしれません。

可能な範囲で先回りしたり、特に日用品であれば予想できることも多いので、欲しいといわれるのを待たずにスケジュールに入れておいてもいいはずですね。

高齢者の言うことを信じることも大事ですが、言外の意味、本当の気持ちにも少し配慮することでお互いスムーズなコミュニケーションがしやすくなるかもしれません。

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