子供が思うような反応をしないときの解決方法

子供が思うような反応をしないとき

子供がなんとなくテンションが低かったり、まともな返事がないケースもあるかもしれません

・なんとなく憂鬱そう

・笑顔がほとんどない

・疲れているわけではないが、何をしたいのか不明

・他人との間に壁を作っている雰囲気

・こちらから気を使って話しかけてもほとんど反応がないか、黙ったままである

こういうときにあせる人もいるかもしれません。

ただ焦った所で、黙ったままでやはりとくに状況が変わるとも思えない

子供にいったい何が起こったのでしょうか?

子供は泣いてもすねても黙っていても別におだててしゃべってもらう必要はない

子供は子供のペースで大人をコントロールしたいと思っているケースもあるかもしれません。

・黙っていれば大人は自分に擦り寄ってくるかもしれない

・黙っていれば面白いものを大人が与えてくれる

・楽しくないのは自分のせいではない

とさえ思っているかもしれません。

0~3歳児であれば何の社会性もまだ獲得する前なので仕方がないかもしれません。

しかし4,5歳の幼稚園児や小学生に入ろうかという子供の場合

早い場合はすでに頭の中で何かしらの戦略をもっているケースもあるはずです。

・もう話したくないから黙っているのにほうっておいてほしい

・面白くないのはわかっているけど、自分にはどうしようもない

・不足しているものに気づいたけれど、自分の力ではどうしようもない無力感

を感じ始めているときかも知れません

とくに父親、母親どちらかが不在であったり、いなかったり、あるいはいるけれど機能不全な場合は

子供は喪失感を抱いていたり、無力感、不足感を感じている場合もあります。

・他の家庭は楽しそう

・自分の家庭はつまらない

等家庭の問題もあるはずです。

この場合改善できるのであれば仮定からまず改善するのが早い方法かもしれません。

では家庭の問題ではない場合はどうか?

子供だけの社会でつまはじきにされていないか?

子供だけの社会、幼稚園や小学校へ行くようになると

子供には子供だけの人間関係があります。

この中で子供が対処できないほどの問題を子供が抱えている場合があります。

いじめなどもその1つかもしれません。

いじめられているかどうかは、子供はなかなか親しい人には言えないケースもあるかも知れません。

学校が終わってから一緒に遊ぶような子供が居ない場合、

子供は家では一人だけの子供、外に出ればいじめられる

といういわば孤立した状態になっているケースもあるはずです。

同年代の友人は大切なのですが、それがうまく作れて居ない可能性を疑ってみてもいいかもしれません。

学校で友達が出来にくい場合は

親が友達になろうとすることも大切かもしれませんが、

どこか友達が出来そうな学校や幼稚園以外の活動の場所を見つけるのも1つの手かもしれません。

学校や幼稚園は1つの価値観で固まったグループですが、

たとえば趣味の絵画教室や団地の友達、水泳教室の友達などであれば

またと違った価値観で付き合うこともできるかも知れません。

これは子供の社会性を育てたり、そもそも子供の能力や個性を伸ばす上でも有効なはずです。

幼稚園や学校で行き詰っているのかな?と思ったら

それ以外の場所へ連れて行くのも1つの方法かもしれません。

ただ疲れているという場合を除いて

子供が黙って憂鬱そうにしているのはこちらまで気分がめいってくるものです。

かといって、子供は子供で自分で楽しみくらいは見つける力がほしいところです。

何かきっかけになりそうなことがあれば、そこから楽しみを見つけられる手助けをするか、

或いは一緒に楽しめる事は何か?と考えて見られてはいかがでしょうか。

子供を楽しませよう、ではなくて一緒に楽しめる事はないか?

と考えることで

・子供のためではなく
・子供だけではなく私たちのために楽しみを探そう

と考え方の枠組みを少し変えてみることもできるはずですね。

あなたがその子供と一緒に楽しめることを少し探して見られてはいかがでしょうか。

つまるところ、それが人間同士の長い付き合いに発展する原動力の一つのはずですね。

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