質問攻め、教えて君をかわす方法

質問攻め、教えて君をかわす方法

どういう質問があるか?

大きく分けると、質問には

・マニュアルを読まずに聞くいわゆるおしえて君

・質問者の人間性がわかる答えにくい質問をする人

・こちらだけが答える量が多く、一問一答式で会話の内容も展開、発展しないために続かず、ぶつ切りになる質問攻めの人

この3パターンがあるかもしれません。

質問は質問者の人間性を映す鏡

必要以上の質問攻めや教えて君に遭遇すると、何より時間を取られますし、時には困らされるような質問を「この相手は意図的に質問形式でなら気づかれないと思って、自分の主張を投げかけてきて喜んでいるのかな?」ことがあります。

よく子供が質問しそうなものは、

「○○ちゃんのお母さんはどうして太っているの?」 

「なぜ太っているのに甘いものを食べるのをやめないの?」

「なぜ○○ちゃんの家はどうして携帯ゲーム機を持ってないの?」 

とよく質問形式で子供がいいそうですね笑

と一見すると質問形式ではありますが

「○○ちゃんのお母さんはどうして太っているの?」 ⇒ 太っていることを解決するのは簡単

「なぜ太っているのに甘いものを食べるのをやめないの?」 ⇒ 甘いものを食べるのをやめればやせるという主張

「なぜ○○ちゃんの家はどうして携帯ゲーム機を持ってないの?」 ⇒ 家にお金がないのをからかう

という相手の内心が見えてくるかもしれません。単純に相手の意見の前に「自分の意見」+「なぜ」をつけただけなので、こういう質問はうるせーって感じのはずです笑。

つまり

「自分の意見」+「疑問符なぜ」= 一見質問に見える自分の意見

というわけですね。

すべての質問に答えるべきか?

うまく対処すれば、質問を終わらせることができたり、今後お付き合いしていく上で相手の人間性が見えてきますので、こちらから情報(体質や先天的なもの弱点となるような悩み事に関する情報)出しすぎないで、逆にその相手の情報を得られる機会にすることもできるはずです。

つまり質問するという行為というのは、その相手の人の弱点を表しているケースが中にはあります。

なぜその質問する気になったか

なぜその弱点に気がついたか

なぜその弱点にその人は意識が行っているのか

を考えてみると、その人はその質問に対して常日頃考えていて、その弱点について自分も同じように悩んでいるケースがあったりします。

相手にとって最大の関心事である理由は?

なので、その弱点ついてこちらから切り返すと、自分は腹を割って自分の欠点を話したり、答えたくないのに、単に自己満足のために相手に答えさせて困らせても構わないと言う考えで質問しようとしていた、ということがわかったりします。例えば、同じ内容を質問し返しただけなのに、自分は返答したくない、返答に窮するケースがありますので、この人は他人に迷惑かけて質問してもいいと思っているのに、自分は質問されたら困るんだな、また、弱点についてずいぶん悩んでいるんだなという事は分かってきたりかもしれません。 (ちょっといやらしいかもしれませんが、そういうことも見えてくるというお話です)

それでも返答に困ったら

教えて君というのは、相手の時間がいくらかかってもマンツーマンであわよくばただで教えてもらおうとする人のことです。通常、インターネットを使用すればある程度事は解決できるはずなのですが、

・相手の方が探す時間が早いと思っているのか(実際そうだとは思いますが)

・単に話の相手をしてほしいのか

・最短距離で勉強したいのか

・他人の脳を使わせて、自分はほかのことをしたいのか

・あるいはそのすべてなのか

とにかく相手に時間を使わせて、むしろ相手は喜んでいる、自分の役に立たせてあげていると、考えているような節があります。

実際ところは、

・インターネットで調べればわかること

・超初心者的質問で質問が質問が呼ぶような内容

・お金を節約したい(書籍等の購入を節約したい)

・暇だから相手をしてほしい

・挫折をしたくない、常に近道を探している(ある意味、効率的な勉強は必要ですが、無償で二人三脚で手伝わせようとしてるところが問題かもしれませんね。)

・失敗時の責任を相手のせいにしたい(聞いたからやりました等)

ケースもあったりしますので、時間をとられた上に相手のいいように利用されるのあまり気分が良いものではないですね。

返答に困った場合には

「なぜ質問しようと思ったんですか?」

「どうすれば自分で解決できると思いますか?」

「いま時間がないので、 質問は1つだけにしてください」

「すべて教えられないのでこの部分だけ教えますので自己解決してください」

「この資料、書籍にあたれば解決しますのでわからない部分だけ持ってきてください」

「この書籍を3回目を通してください、その後であれば答えます」

等の返しをすれば

一時的にかもしれませんが、相手は納得する確率が高まりますし、

「わかっているところまで図解できるかやってみてください」

「わからない語句を調べて単語帳をまず作ってみてください」

「どこがわからないかをすべて箇条書きにしてみてください」

本来的な相手が求めている答えや具体的な方法を得られたことで自分で模索して解決してくれる能力が身についたり、結果的にこちらの時間を節約できるケースがあります。

またこちらにとっても本質的なことを集中して教えやすくなりますし、何かしら教えることで得られる気づきや視点もあるかもしれません。

今後も相手に手取り足取り教えることが親切かというと長期的には本当のスキルを身につけてもらったほうが、当人のためにもなりますし、また巡ってこちらも大事な点のみに集中できるようにもなるので一石二鳥のはずです。

最初のうち頼ることはいい面もあるのですが、いつまでも頼る頼られるの関係ではやれることが限定的ですし、自分でアイデアを見つける等の発展性が生まれる確立が低くなるかもしれませんね。

また身体的なことや自分の弱点に対するあまり本質的ではなく必要ないつまらない質問に関しては

「あなたはどうですか?」

「は?え?何?(つまらなさそうに。でもちょっとこわいかな笑)」

「無言(無視するなど相手にしない)」

と、ちょっと波風立つかもしれませんが返せば、(こちらに何か明らかに原因に非がある場合などを除いて)相手は迷惑になっていることを感じ始めて居心地の悪さを感じるケースが多いかもしれません。

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