野球部、サッカー部のメリットデメリット

部活動を選ぶ際に考えること

中学や高校に入り、部活動を選ぶ際に参考になりそうなことをまとめました。

部活動には大きく分けると

・運動部

・文化部

があることはよく言われていますが、

もう1つ

運動部には

個人競技

集団競技

という分け方もできるはずです。

野球、サッカーなど9人、11人で行う競技は「集団競技」、

テニス、陸上などは基本的に個人競技ですね。

陸上では駅伝、

テニスではダブルス

などもありますが、

基本的には1人でも試合に参加できる競技ですね。

野球部、サッカー部のメリットデメリット

野球は9人

サッカーは11人

で行うスポーツですから

単純に

人数がいないとできないスポーツですし

国際大会での活躍をテレビ放送される機会も多いため、

小学せい、中学生、高校生の人気も高く、

部員数も一般的に多いです。

この人数が多いことに

メリットとデメリットがあると言えるかもしれません。

たとえば、

集団競技では、

上級生が必ずしもレギュラーになれる保証はないかもしれません。

自分よりも上手な新入生が入ってくれば

わりと簡単に

監督の一存で

置き換えられるケースもあるはずです。

そして

陸上の記録のように

誰から見ても明らかに「速い、遅い」

という基準があいまいな場合もあり、

試合に出られるかどうかは

「監督の目に留まるかどうか」

あるいは

監督に評価されているか?

だけが基準だったりする点は

もしかすると

不満に感じている部員も多いのかもしれませんね。

つまり

上手、下手の基準は

あくまで監督に決められると言う点が

集団競技の難しい点でもあるかもしれません。

いくら

「自分はうまいから使ってくれ!」

と思ったとしても

客観的には証明しにくいことですし、

結果を出せるかどうかは

相手チームとの相性や

時の運が大きく左右する要素が比較的多いかもしれません。

個人競技のメリット、デメリット

もちろん陸上などの個人競技でも

代表戦などでは

後輩にレギュラーを渡すケースもあるかもしれませんが、

基本的には

代表戦以外では

試合に出ることはぜんぜん難しくないはずです。笑

陸上であれば

「定例記録会(大会)」

テニス、卓球等であれば

「個人トーナメント大会」

定期的に

試合やトーナメントが開催されますので

そこへ参加料を支払って

エントリーするだけで

試合に出場することができますし、

機会は平等に与えられる点は

大きなメリットの1つかもしれません。

また、

始めたばかりで新人の間も

「新人戦」に参加することができたりしますので

試合に出る経験をつみたい方や

個人の記録に興味がある場合は

個人競技を目指すのも手かもしれません。

野球、サッカーのメリットとは?

1軍2軍などと

選手を階層でわけることも

プロ野球の例を見るまでもなく

定着していますね。

では、中学、高校生活を送る上で

どんなメリットがあるかですが?

個人競技のスポーツと比較して

部員の人数が多い分、

上級生、下級生とも

性格や体格、バラエティに富んでいるケースが多いです。

横のつながりも

2年生、3年生など

縦のつながりも

緊密なイメージですね。

これをメリットととらえる人も

デメリットとしてとらえる人も

いるかもしれません。

メリットとしては

競技以上の人付き合い、ネットワークを持てることかもしれません。

大抵サッカー部、野球部は

卒業後もネットワークを持って、

お互いに交流したり、

定期的に野球、サッカーなどを

行うケースがあったりします。

同じ年代の様々な個人が

ネットワークをもてるのは

今後大学生、社会人になって

何か悩みや、解決すべき課題ができたときに

相談できる相手ができやすいですし、

単純に

誰かがすでにした失敗を情報として

ストックできたりしますので、

「たとえ3年間万年補欠で終わったとしても(苦笑)」

大きなネットワークの中で

人付き合いできる経験は

今後の人生を考える上で

いくらでもプラスにできるかもしれません。

また単純に

上下関係が

個人競技と比較して求められるケースが多いですので

最低限必要なマナーを学べるはずです。

就職活動、アルバイトを探すにしても

人的ネットワークを生かせるほうが

すべて1から自分で調べるよりも

単純に早いですし、

コツがつかめる分得かもしれません。

野球部、サッカー部のデメリット

これは個人競技と比べると、

自分ひとりの責任で試合に負ける

という状況は比較的少ないためか、

「誰かが責任を取ってくれる」

自分の責任は11分の1

「誰かがやっているなら俺も同じようにやっておけばいい」

「深く考えない」

という価値観が生まれやすいかもしれません。

つまりいい意味でもそうでない意味でも

「横並び」

「突出すれば自分もたたく、相手にもたたかれる」

「仮にレベルが低い場合はそこで平準化しやすい」

「チームになじまない者は、仲間はずれにされる、する」

という点はデメリットの一つと言えるかもしれません。

もちろん

一旦、チームを離れれば

大きな理想や、夢を持っている部員もいる個人もいるはずですが、

横の圧力、縦の圧力で

・突出したことはしない、

・横にあわせていればいい

いいこと、そうでないことの判断も周りに合わせる

・チームの誰かがやっているので、俺もやっている

という価値観になっていきやすい面もあるはずです。

個人競技のメリットデメリット

個人の努力が

ダイレクトに

「記録」

「試合結果」

に反映されるスポーツですので、

「自己管理能力」

「成長プランの立て方」

が磨かれるケースが多いです。

単純に

陸上部であれば

どうやったら、自分も速く走れるだろう?

と誰しも考えますので、

問題解決能力が

自分の中で磨かれていくはずです。

もちろん

野球やサッカーも

「上達方法」

はありますが、

監督の一存で

「試合に出るか、出られないか」

が決まってきますので、

どうしても

試合に出たいと言う場合は

個人競技を選択するほうがベターかもしれません。

個人競技の

メリットであり、

デメリットでもあるのですが、

サッカー、野球のように

緊密な人間関係は

比較的少ないと言えるかもしれません。

「誰かにパスをする」

「誰かを後ろから支えて、一緒に走る」

「連携して点を決める」

という局面は

テニスや卓球のシングルス

陸上競技では

余りありません。

つまり他人がどう練習し、

どう成長する家から学ぶことはあっても

基本的には

自分が練習しなければ

成長することはできませんし、

相手に足を引っ張られることはない代わりに

あまり協力関係を得ることもないと言えるかもしれません。

もちろん

部活がすべてではありませんし、

ここで書かれている以上の

メリットもデメリットもたくさんあるはずです。

部活動の選び方

よくわからない、

という場合は

ひとまずいろいろな先輩、友人を作ることがメインの場合は、

・部員数が多いスポーツ

自分で問題解決したり、考えながらコツコツやるタイプなら

・個人競技のテニスや陸上競技

を選んでもいいかもしれません。

中には、

監督の一存でレギュラー入りを

左右されることは余り好きではないので

自分の成長が

ダイレクトに結果が反映されやすい

個人競技に魅力を感じる人もいるかもしれません。

あるいは

自分の趣味が文化部向きであれば

趣味の仲間を増やすつもりで

文化部を選択するのも一つの手かもしれませんね。

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