■新婦の親が期待していることとNGワード

■新婦の親が期待していることとNGワード

まず結婚の動機を相手の親に伝えるにしても、

毎日忙しく働いている彼女をみてこの人に幸せになってもらいたい → 今が不幸みたい

結婚して子供を生んでもらいたい → 生まなかった場合にプレッシャーになる

そろそろ結婚しないと(妙齢ですので)
 → 行き遅れている感じがありありと伝わってしまわないか。。

など意外と考え始めるとNGワードが多くてなにをはなせばいいのか迷ってしまうケースも多いだろう。

また

経済面ではまだまだ不安がありますが。。。 → 本当に養っていける人物なのか不安を与える

不安定な世の中ですが。。2人で助け合って → この人物の仕事は大丈夫だろうか、失業しないだろうか、不安定な仕事ではないだろうか、すぐに離婚しないだろうかと不安を与える

といってはいけない(と勝手に思っている)が多そうで本当になにから切り出せばいいかわからなくなるのではないだろうか。

相手の親はもちろん娘の幸せを願っているわけですが、

かといって完全な家庭など皆無なわけで。。その辺をうまいこと(こちらの経済力の限界を)相手の親にやんわり伝えなければならない。

実際ドコまでの不幸までなら許容範囲なのですか?

と相手の両親にダイレクトに聞いてみたい気になる場合も多いだろう。あまり高望みされてもかなえてあげられそうにないからだ。そこで需要と供給のバランスのちがいが明らかになる。

「そんな話聞いてなかった」
「その程度で結婚なんてまだ早い」
「娘にその程度のこともさせてやれないのか」

ということが100個くらい向こうの親から言い出してくるんじゃないかと未知の生命体(初対面のご両親)をおそれる心境である。

それならはじめから期待させない方が落胆も少ないだろうし、勘違いされたまま出費がかさむようなリクエストが増えてしまうのも後々困る(毎月○○はさせてあげて、結婚指輪は○万以上、式はこう、衣装はこう、新婚旅行はこう、住居はこうなど)

「いや全部は買えませんけど、結婚させてもらっていいですか」

「貧乏でもいいですか」

「惚れてしまったので結婚まで何とかなんないすか」

が新郎の本音であろう。

「だめ」

といわれてしまえばおそらく2度めのチャンスはない。そんなに急増で給料が増えれ苦労はない。

とりあえず彼女から貧乏な生活になりそうであることをやんわり前もって伝えておいてもらうべきだ。。

顔合わせの最中に知らない事実が出てくることほどお互い焦ることはない。

なにごとも根回しは大事なのである。

相手の親の立場になって考えればことはそう簡単ではないことがわかる

たとえばこういう例を思いつく。

いままで0歳から大事に育ててきた飼い犬がいるとする(娘は犬ではないが大事にされてきたという意味である)。

数十年間我が家で育った手が掛かりながらもかわいい愛犬(人間の場合は娘)である。

これを途中から違う家にもらわれていくわけである、後ろ髪が引かれる思いである。
(結婚式で男親が泣くことがあるのはこのためだろう)

引き取られて別の家で育てられる(生活が始まる)ということである。

心配しても仕切れるものではない。新郎が考えているよりはずっと重いのである。(というか新郎が軽く考えていすぎると言うべきか)

もちろん、娘は自らの意志でそれを選択するのであるが、娘や飼い犬がちゃんと生活できるのか、不幸や貧乏で惨めな生活にならないか心配する親の方が当然なのである。

実際離婚に至る夫婦も多いですからね。
(親戚中離婚だらけの場合もあったりすればなおさらです)

それだけ結婚生活というのはハードルが高いのだぞ、わかっているのか?ということをまず新郎にこれでもかとわからせる必要があるのです。

飼い犬を拾っても育てる責任が発生するように(犬と比較にならないほどの娘を)、大事にしてもらえる保証がなければ手放すことなど不可能と思っていることでしょう。

そこへの説得力を考えておく必要が新郎にはあるのです。(新郎になる前の段階だから、まだ彼氏の段階ですが)

・経済的にクリアしているか(安定性、計画性、将来性)
・居住地はあるか(実家、マンション、借家、同居の方法)
・子供はどうするか(甲斐性、人数、年齢的に可能か)
・保険はどうするか(会社、その他)
・蓄えはどの程度有るか(リスク許容度)

そして最後にやる気のアピールである。

とかく新郎はやる気をアピールして押し切ろうとしがちであるが、順番的には一番最後かもしれない。

そういうごまかしじゃなくて、
明日からどうやって生活するかを
相手が知りたいことなんですね。

もらわれていく(という表現は古いですが)娘を、少なくとも今より不幸にはなってほしくない。

もしかしたら貧乏でもいいかもしれない然し、仲のよいところは最低限見せる必要があるのではないでしょうか。

お金がない場合もそれさえあれば何とかご両親問題はクリアできるかもしれないし、
門前払いかもしれない(笑)

誠意が伝わるように、できるだけ身なり、言葉づかいをしっかり選択し、できれば相手を気遣ったおみやげ等が有ればベターでしょう。

失敗してもそれは現実がわかっただけのことです。面談で初めて分かった事実ではなく、潜在的にあった自分の欠点だったととらえることが大事です。

だめなものはだめ
うまくいくものはうまくいくのです

ここまでくればその現実を受け止めるしかない。

断られることこれも大事なことです(ムリをして離婚するよりまだましでしょうから)

自分はできると思ったから結婚を申し込んだ、しかし相手はムリだと言った、それは長期的にはむしろ正しく、幸運である可能性もあるということです。

事実、現実を受け止めるだけのことです。

すでに結果は決まっているのです、相手の意見を聞きに行きましょう。

■訪問時気をつけること

意外と手みやげを忘れるが大事かも

当たり前のようで手みやげを忘れたことがある。だいぶ引かれていたんだろうなと推測できる。

向こうはご飯まで出してくれて。
我ながら世間しらずを露呈している。

手ぶらで行くのはさすがにまずかっただろう。何でもいいから甘いものでも買っていった方がいい。

値段はともかく完全に手みやげを忘れているというか、よその家に伺うのに実家に変えるかのように気軽にいって、手みやげを持って行くことすら知らないことはまずい。(今時、実家にすらなにか手みやげぐらいは要求されるんじゃないかと)

もうちょっと人の家に来て、くつろぐ前に気をつかえって話である。

確かに客と言えば客だけど、、もてなされるにしても手みやげの一つくらいは礼儀、マナーである。

ほかのこともこの程度かな?と思われるだけである。社会人失格。。

人間性はふとしたところで現れる、年長者はその辺厳しい。(言われないけどね、減点はかなりイエローカードくらいはあるでしょう)

耳が遠い人はいないか

できるだけ大きな声で伝わるように話すのは当然だろうが、とくにこれくらいで聞こえているだろうという声量でも後から聞くとぜんぜん聞こえなかったけど、聞き返すのも失礼だから聞いているフりをしていた(らしい)ことを聞いた。

これにはがっかりされただろう。

普段声が小さい人も「耳の遠めの人」の前では特に声を張った方がいい。

あいては「聞こえないよ」とは絶対言わない

またあらかじめそういう人がいないか聞いておいた方がいい。

ただでさえ変な奴がきたと思われているのにマナーもない、声も聞こえないでは話の中身を理解しようがない。

門前払いされないまでも、声もろくに出せないのかと社会人として軽視されてもおかしくないでしょう。

堂々としっかり思ったことを話せばいいが、聞こえていないのは絶対まずい。

必要なことだけ、はっきり話すようにしよう。そんなに難しいことではない。

聞き取りにくい声だなと思ったら、ゆっくり話せば比較的伝わる。

早口で小さい声はだめだ。
気弱すぎる。
言葉も話している内容もつるつる流れていくようで軽い。

事前にある程度言うことは考えて絞っているのだろうから、それを言えばいい。

分からないことは、検討中ですと言おう。

相手の意見を聞いて、すべてその通りする必要はない。

できる範囲でがんばる姿勢を見せればいいのである。

できないことをできるといっても大抵あとですぐばれる。

失敗する話し合いは失敗するし、成功する話し合いは成功する。

いまさら条件を変えようがない、だめなら交渉不成立それだけのことだ。

ムリはしない
媚びない
思っていることを話す

それだけのことだ。

あとは手みやげを忘れるなどつまらぬ減点をしないことぐらいだ。

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