■セールストークに引っかからない方法
メリットをことさらに大きく書いて、
さも必要なものであるかのように宣伝することをセールストークといいます。
このセールストークに乗ることの
メリットデメリットをまとめました。
実際の効果と、セールスする人の言葉とはイコールではない
本当に効果があるかは自分が決めることであって
必ずしも今自分の生活に必要でないケースも多いです。
たしかに長期的にはあったほうがいいかな、という程度であれば
他に優先すべき買い物があったりするものです。
そもそも買い物をしないという選択肢も
置いておいたほうがいいでしょう。
毎回1000円のものを買ってしまうひとは
10000円になるまでたまってから長持ちするものを買う。
毎回1万円のものを買ってしまうひとは
10万円になるまで待ってからさらに効果的なものを買う。
より付加価値が高いものは
結果がアップする可能性も高いので
価格もその分高かったりします。
そういうときに1000円しか持って居ないひとは
1000円の商品で的外れな対策をしてしまい勝ちかもしれません。
そうではなくて
必要なシチュエーションで必要な10万円の投資をするためにも
今ある1000円をたとえば3ヶ月ためて10万円にしよう
などとある意味10万円で買える物という夢を今1000円払うことで買って
見られてはどうでしょう?
部屋の中で放置されているいらないごみは3000円以内であることが多い
今ある部屋の中のゴミは3000円以内で自分にも買えるかも?と購入したものであることが多いかもしれません。
理由は買い物をすること自体が目的であって、選択眼が少し曇っていたからかもしれません。
ストレス解消的に買い物をしても、目当ての商品は少し高い、なら安いもので気持ちを紛らわせようとしたためです。
自分にとって本当に効果があるものは値段だけでは量れないケースも多いです。
しかし、高いものにも高い理由がある場合があります。
とくにセールストークがなくても売れている高い商品があります。
ロングセラーといって、多くのお客さんから、長く利用されてきた実績を持つ商品です。
購入するときには、レビューを参考にこういったロングセラー商品にシボって購入するのも手かもしれません。
とかく新製品は実績が乏しく、なんとなく目新しさで買ってしまいそうになります。
ところが10年以上価値が認められている商品と比較して、効果があるのかないのか未知数であるケースも多いです。
せっかく稼いだお金なのですから、すぐゴミになるような商品を買ってしまっては損ですし、捨てるのにもまたコストがかかりますね。環境にもよくないです。
迷ったときにはその商品がどれくらいの実績があるのか、1~10年以上売れている商品なのか?セールストークに乗せられないように注意しながら判断したほうがベターかもしれません。
たしかに安いものの中にも掘り出し物はあります。
高いものにも高いだけのものがあります。
しかし基本的には導入コストは最初は高いのかもしれませんが、それでいて多くのお客さんに支持されている商品を選択するほうが結果的に長期的には満足できる場合が多いはずです。
また今1000円しかないのであれば、10000円で買えるものを想像しながら、10000円の夢の一部を今買っているつもりで使わずに残しておくの手かもしれません。
10000円を持っているひとは将来的に10万円で買えるものを想像すれば、何か新しいアイデアも浮かんでくるのではないでしょうか?
とかくセールストークは
今しかない!
と言っているように聞こえますが、お得な買い物は本当に今の自分にジャスサイズな、自分にとってもっとも効果的なものを買うことですのでセールストークを鵜呑みにすることなく、自分のペースで買い物を進めたほうが得られるものは大きいはずですね。
給料日のたびに何か買わなきゃ!と思ってしまいがちですが、
次の給料日まで待てばさらにもっといいものが買えるかもしれません。
夢が2倍、3倍に膨らむような本当に価値あるものものにしぼって、お金を遣って見られてはいかがでしょうか?
(余談)お金は遣わないと価値がないという考え方も
もし自分の生活がすこしでもスキルアップしたり、豊かになったり、将来的に役に立つものの芽になるのであればたとえ無駄遣いに思えても、お金を出してみるという考え方もありだと思います。
ごみになる可能性はあるとしてもです。(できるだけ1ヶ月以内にごみになるようなものはやめておいたほうがいいですが、それはそれで経験と捉えることもできるかもしれません)
おしゃれといわれている人には2種類いると思います。
・雑誌やスタイリストがアドバイスしてくれた通りに購入した服が似合って格好イイヒト
・自分でダメなふくやダサい服も散々選んで購入した後、結果的にその過程でセンスも審美眼も磨かれて、おしゃれとは何かに気づいておしゃれになっていく人
の2通りのおしゃれになる過程です。
後者は残ったものがおしゃれな服だったというだけかもしれません。
回り道もしたでしょうし、波乱万丈、ときにはお金がピンチだったりもしたはずです。
でも結果的にはおしゃれという目的は達成できています。
最初は恋愛でも人生でも失敗はつき物です。
ひとまずできるところから1パーセントでも変えていけば
時間はかかるかもしれませんが、目的には達しやすくなるはずです。
目的もつい日常に流されていると
目標自体を忘れてしまうこともあるかもしれません。
今できることが1000円でできるのであれば
1000円でトライしてみれば
次回からはその同じようなものは買わないはずです。
たとえ1000円であっても、ヒットするものがあればそれは目標に一歩近づいたことになるかもしれません。
失敗を成功への一歩ととらえられる人にとっては
無駄な買い物はないはずですね。