仕事中のFXをやめたほうがいい理由


仕事中のFXをやめたほうがいい理由

会社員の方ですと、どうしてもFXや株式投資で取り引きしたい場合には、トイレで抜け出して、あるいは仕事が暇な時間に堂々?とFXするかたもなかにはいらっしゃるのかもしれませんね。苦笑

もちろん、平日昼間にトレードするといっても、仕事中には一切作業をなさらない方もいらっしゃると思います、たとえばスイングトレード気味に前日晩や朝5時に買ったポジションを、たまに昼休みにチェックしてみたり、休憩時間があるなら休憩時間にすこし調べる程度でしたら問題ないケースもあるかもしれません。

そこで、仕事中のFX(または株式投資)で注意すべき点についてまとめました。

まあ当然のことかもしれませんが、今後どのように成長するかも含めて、トレードスタイルは意識すべき点のはずですね。

仕事もFXもどちらも気がそぞろになる

とくに昼間は東京株式市場がオープンしている関係で、動き始めるケースが多いです。なかでも月曜日の朝方9時から一斉に動き始めるケースもあるかもしれません。理由は為替市場と株式市場は、相関関係にあるケースが多く、東京株式市場が動くのは昼間ですから、為替市場も昼間に動きやすいと言う点からですね。ですので、大きな材料がある場合には、目の前の仕事が気になりながらも、どうしてもFXで大きな利益を目指して、仕事中に為替市場をチェックしたくなる場合もあるかもしれません、なおさら買った売ったのポジションを持続している最中なら、

「いつ売ろうかな?」

「いつ買おうかな?」

ときになるのは確かに分かります。しかしここで考えておきたい点は、FX市場に参加しているほかの人々、言ってみれば競争?相手は、24時間フリーで、自由に時間を活用して、為替だけをしているトレーダーもいるでしょうし、むしろトレードを本業にして大規模な売買を行う機関投資家もおられます。つまり半分素人で暇なとき片手間で相場をチェックして、ほかの投資家に勝つことは、とくに昼間は得られる情報が限定的ですし、結構むずかしい制約があるなかでの取り引きになりがちです。つまり完全に不利な条件化での競争になってしまいがちですね。仕事中にFXや株式投資を行うと言うのはクイズの問題が出題された際に、10個あるヒントのうち1個しか見られないような状態でトレードするようなものかもしれません。苦笑。

しかし、初めから動く方向を予想している場合や、動きそうだと分かっていて、ワンチャンスだけを狙いに行こう、と言う場合など、どうしても昼間、平日にトレードを行いたい場合には、事前にIFDOCOなどで、前日、あるいは当日就業時間前に、予約注文を入れておかれたほうがよいかもしれません。朝5時ごろ起床して、その動きを見てワンチャンスを狙ってIFDOCO注文をいれてから会社に行く人も中にはいらっしゃいますね。(ただこの手法は上級者さん向けだと思いますし、僕はリアルタイムでべったり見られる時間帯(夕方~晩)にFXするほうが、初心者さん~中級者さんには向いているんじゃないかなと思っている感じです)

たてつづけにFXばかりしていますと、本業の仕事に支障があったり、「あの人はトイレ時間が異常に長い、時間を計ったら1日に1時間以上もトイレ休憩を取っている!(笑)」と噂になったりしても、あとあと社内の人間関係上も好ましくないかもしれません。

そもそも片手間でできるほど簡単な相場ばかりではない

本業でトレードをするプロトレーダーでさえ、たった数時間後の為替のレートを完璧に的中させることは100㌫ではできないはずです。ではどのようにリアルタイムで対応しているかというと変わった相場に順応して、自分の中の売買ストーリーを順次組み替えて、新規にストーリーやトレードを組み立てると言う作業を繰り返ししています。つまりあるい程度確信があって出した注文も、その後の相場の動きを見てダメだ、相場が変わったと感じた瞬間、手法を1分、ときには数秒ごとに切り替え刷新して、よりよりポジションを練り直しながらトレードを行っているイメージですね。とくに為替市場も、株式市場も、最近の相場は非常に変わりやすい局面も増えていますので、ときにはトレード自体を一旦ストップして様子見をしたり、損が小さい段階で、トントンのまま、手仕舞いをしたり、小刻みにソンきりを行うなどの対策をそれこそずっとパソコンに張り付いて行っています(あるいはプロトレーダーさんは何らかの商業用ソフトウェアに設定して半自動化して行っています)。ところが会社員の方が仕事中にトレードしている場合は、そこまでFXに集中しているかと言いますと、そうもいきません。

ではどんな感じかといいますと、

絶対上がる!

絶対さがる!

という最初の目標(夢?)に向かって、持ち続ける事だけしか実質できませんね。苦笑。これでたまたま1時間、数時間後に、予定通り、言ってみれば運よく勝てる場合もあるかもしれませんが、その間の相場を全く見ないで勝っているという点は、ほぼビギナーズラックに限りなく近い手法ですし、今後も継続的にこの方法だけで勝てるか?と言うと難しい相場もあるかもしれませんね。単純に仕事をしながらですので、時間をコントロールできる範囲が狭すぎると言うのもありますし、相場の環境ががらっと変化した場合にも、状況によって自分のポジションを見直すと言う経験、実績がないため今後の成長に与える好影響、積み上がって行く経験はどうしても薄く、限定的になってしまうはずです。

プラスもマイナスも経験を主体において成長を組み立てる

先述しましたように、経験こそもっとも大事なことであり、買ったあとにどのような地点でソンきりすべきだったか、あるいはどのようにして勝ったかについても、チャートやレートの動きを見ながら観察する経験が今後のトレードに生きてくる場合があります。つまり、プラスの経験ももちろん大事ですが、マイナスになったのであれば、「なぜマイナスになったのか?」とリアルタイムで感じ、振り返ってみることが大切なはずですね。ところが仕事中にFXや株式投資を行ってしまうと、単に結果の数字だけを見るような振り返り方になってしまいがちです。つまり、いつの間にか銀行(FX口座)の数字だけが増えている、あるいはその逆でいつの間にか口座の数字だけが減っていると言う感じで、

何かトレードをしたという実感までなくなりがちですね。振り返り方も「買った=ラッキー」「負け=ついてなかった」という浅い振り返り方になってしまいがちかもしれません。浅くなってしまうのでリアルタイムで相場を見ていなかったので、原因となる材料や転換点、ポイントを見逃してしまいがちと言う点もあるはずです。(とくに最初のうちはべったりはりついてチャートやリアルタイムレートを確認したほうが、感覚的にも分かってくることも多いはずですし、それで得られた経験を元に今後かりにスイングトレードをしなければならなくなった場合にも、経験で判断できる範囲もおおきくなってくるはずですね)

ちなみに

超短時間で、こつこつIFDOCOで積み上げるような方法

・半日~中長期でスイング気味で取引する方法

の2つが向いているかなと思っている感じです。

ただ後者の長期でスイング気味で取引するのは比較的相場の中長期的な予想を必要とするため、ある程度上級者向けの方法のはずです。前者の超短時間で、こつこつIFDOCOで積み上げる方法のほうが損失を小さく限定するためにも心がけたほうがいい点かもしれません。何より不安なのは、仕事中はチャートも取引の注文もまったく触れないわけですから、

IFDOCO注文行うこと

IFDOCO注文のスピード

にはこだわったほうがベターかもしれません。

どうしても仕事中FXしたい場合の方法

周りがどうあっても、自分はちょっとした仕事の合間や休憩時間にFXしたい場合もあるかもしれません。トイレ休憩や、昼休憩など、仕事に問題ないのであれば、注文スピードを速くすることで対応できることもあるかもしれません。(具体的には後述)通常、FXで仕事中になさる(ポジションを継続するという意味で、ぶっ通しで画面とにらめっこはできないですから)には、IFDOCO注文をとると思うのですが、これを手入力するFX会社がほとんどだと思います。そうではなくてIFDOCOを一瞬で入力するようにすれば、もしかすれば仕事に影響がない範囲の休憩時間などを利用してFXすることもある程度実現可能性が見えてくるかもしれませんね(そういう人は実際にいました)。ただあからさまに

パソコンをFXに使っている

トイレがなんか長すぎる

などFXで仕事をクビになっては本末転倒ですので、休憩時間のみ活用するようにしてIFDOCOを一瞬で注文するようになさってみるのも1つの手かもしれません(通常1分近くかかるケースが多いのですが、作業を数秒でできました)。その場合、スマホでWINDOWS環境を使うするためのツールも追加で必要になるケースもあります。

中には仕事中にFXしていたり、早朝にポジションを持って、仕事中もポジションを持続している人も実際にいますので、注文スピードを早くする、WINDOWS環境にスマホから使用できるように工夫する、何より仕事に支障がないように対応する方法はいくつかあるはずですね。

パソコンと同じチャートをスマホで表示できる点はメリットが大きいはずです。

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