■結婚後親と同居メリットとデメリット
■結婚後親と同居メリットとデメリット
親と同居のメリット
新郎、新婦とも引っ越し作業を最小限にすることができる(時間短縮、電気、水道、ガス、電化製品一式などすぐに生活を開始できる環境ができあがっている)
毎月10万円程度の節約になることも(住居費5~7万円、光熱水道費1~2万円、その他固定費2~3万円の節約。または一部負担ですむ.出産後は託児施設に預ける2~3万円程度も節約できることも)(何らかの御礼はしたほうがいい)
車維持費の軽減(親が自家用車を所有している場合は一緒に買い物に行ったり、買い物をお願いすることも可能)(何らかの御礼はしたほうがいい)
地味だが不在時に宅配便の受け取りをお願いすることも可能(何らかの御礼はしたほうがいい)
両親が病弱だったり、高齢の場合は目を離さずにそばで様子をみたり、介護をしながら生活することが可能(逆に心理的にストレスを与えることも配慮は必要)
手伝ってほしい場合に、暇であれば手伝ってもらえる可能性(子育て、育児、妊娠期間中)
経済的な自立をサポートしてもらいやすい可能性(援助等ではなくとも、いきなりもちこたえれないほどの障壁の前で、結婚生活が行き倒れしまうリスクを軽減できることも)
自分の両親の場合は何かと相談できて安心(逆に奥さんは疎外感を深めることも、ただしお客さんとしてではなく家族になる必要性は多少はある。むずかしいが)
子供が産まれたときに身近でノウハウを持っている先輩がいるので助かる。
育児休暇後、仕事を再開する場合にも託児施設に預けないですむ場合も(頼りすぎいると共倒れになるのでバランスが大事)
子作りにすぐ取りかかれる可能性(急ぐ場合など)
実績がある場所なので、自分で探し出した借家、マンションよりは、近所づきあいで予期せぬトラブルが起こりにくい。
マンション、借家の固定費を払わずにすむ。また引っ越し費用や調度品、電化製品一式もバカにならないが節約できるかもしれない。
貯金をすることも可能かも(貯金体質かどうか資質も重要)
うまくいかなかったときに実家なので0地点に戻りやすい(安易に離婚というのは考え物だが、傷は浅くてすむ)
試行期間的にいろんなことにトライできる(事務手続きも最小限でいけるので子作りなどほかのこと時間を割きやすい)
孫が早く生まれる可能性。(精神的安定、経済的安定でうまくことが回った場合)
親と同居のデメリット
世帯主を誰にするか(新郎にするのか、実家の親にするのか。扶養する扶養されるの関係をどうするか考える必要性)
食事や趣味が合わない可能性(味気ないと感じるかもしれないがまったく分ける方法も。風呂やトイレ、居住エリア、食卓が別の2世帯同居ならやりやすいが、すべて共用の1世帯同居だとやりにくいかも)
高齢な親の場合はまったくの他人(新郎または新婦)への忍耐の許容量や、これまで長年の生活リズムを変えることへの許容度が低い場合も。(もともと自分の家ですし、自分の生活で精いっぱいという親も多い。蓄えもそれほどない家庭もあるでしょう)
親には親のライフプランがありそれとは合致しない可能性がある。
兄弟がいる場合は実家をどうするか、誰が使うか、跡を継ぐのかでもめる可能性がある。(兄弟がまるで考えていない場合は問題にはならないが)
親の介護が発生した場合、同居することで負担が減るどころか、逆にやるべきことや責任が増える場合もある(現在親も健康な場合は問題ないでしょうが)
前もって親と新婦の相当の理解と覚悟が必要(もともとは赤の他人なので、ずっとがムリな場合は期限や目的を設定する必要がある場合も。定期的に同居する家から実家へかえってもらうなどして、すこし距離を置いて別居期間を設けることも長続きのこつになるかもしれない)
暮らしはじめてから、溝を感じることも(新婦が孤立しない工夫を)
干渉しすぎでお互い溝が深まる(距離を保っていた頃のように、いい人のままではいられない可能性)
現実と理想が異なる可能性。
おたがいに窮屈な可能性(お節介と感じるか、助かると感じるかは状況次第)
考える要素が多すぎる可能性(親に対する気遣い等2人以外の問題)
経済的な自立が先延ばしになったり、依存心が強いままになる可能性(親離れ、子離れができないで将来もっと困る場合もあるかも)
夫婦生活よりもまず迷惑かけないかと親に気遣いをするケースも多い(それをどうクリアするかはずっと考えていく必要がある)
ケンカや行き違いが起こり修復しにくい場合も(血のつながりがあれば仲直りできる傷も、他人同士であれば修復しにくいこともあるかもしれない)
逆にいうべきことを他人だからいえなかったり、それがストレスになる可能性(パイプ役の重要性)
いつまでたっても他人がいるようで慣れない可能性(やってみなければわからない面も)
家族の一員として与えられた役をこなすこと(掃除の分担、家事の分担、ゴミだしなどお客さん気分ではなく相手が楽になるように仕事を引き受ける気持ちを持ちたい)