■老化することへの不安をどう克服すべきか
女性であれば美しさを気にするでしょうし、男性であっても若い頃には気にもかけていなかったような見た目の違いに自分でも恐怖を感じるとまでは行かないまでも、心配を感じているケースは多いかもしれません。
・髪の毛が若い頃よりも減ってしまった。
・顔のしわやしみが気になるようになってきた
・もう若い頃のように元に戻らないと思うと希望を失ってしまう
・何とかして元に戻らないだろうか
・元に戻らない日々を思うと気が滅入ってしまう
でもこういったいわゆるアンチエイジング(年齢に対応する)の考え方では一時的にお金をかけてカバーすることしかできないのかもしれません。
背景にあるのは”いつかやってくる最後の時”への気づきでもあるはずだからです。
■共に年をとったことを喜べる人はいますか?
あなたと昔から知人であれば、その知人も同じように年をとって若さを徐々に失っていくケースが多いです。
その場合はおたがいをいたわり合い、夫婦ではなくて友人であったとしても、
・昔の自分を知ってくれている
・今の自分を(老化も含めて)受容してつきあってくれる
という安心感が生じるはずです。
老いを受容することはとくに過渡期、容姿や体力的に老化で急変している時期にはなかなか難しい問題なのかもしれません。
しかし最後の時を迎える準備が徐々に進行していることを思い出す一つのきっかけになるはずです。
あなたはやり残したことはないですか?
今できることをやってみてはどうですか?
今からでも失敗しても何もしないよりはいいですよ?
という肉体からのメッセージなのかもしれません。
それを
・応援メッセージと捉えるか、
・何をやってもダメという否定的なメッセージとして捉える
それによって残りの人生で達成できることは変化してくるのかもしれません。
年齢以外の魅力というとなかなか実際は難しい面もあるかもしれません。
では人間の魅力とは何か?について考える一つの機会もしれません。
年齢は自分が亡くなるまでは100パーセント増えていくはずです。
全員そうですね。
それでも離れずにつきあってくれる人がいたとき、何かしら自分に魅力があると人は実感できるのかもしれません。
確かに若々しい見た目は大事ですが、
・心の中にある暖かいもの
・人のことを考えられる気持ち
にも人が生きていく上でやはり大事なモノがあるといえるはずです。