高校生 進路 選択肢

高校から専門学校へ

意外と社会に役立つスキルを手に入れるには大学へ行くよりも、専門学校や社会人として働いたほうが身につくケースがあります。たとえば料理の世界や美容師の世界などでは若いうちに技術を身につけるために修行することで、若ければ若いほど覚えは早いですし、可能性は広がる面もあるはずですね。また卒業後いち早く社会人として働く経験を得ることで、大学に行って一休みしている仲間よりも早く社会感覚が見についたり、自分の将来について真剣に考え始めたり、そもそもうまく行かなかった場合にも十分に対処する時間を、若いうちに多く確保して解決策を考えられたり、必要があればそのためのスキルアップの時間も取れますので、自分の将来に対してまじめに考えたり、問題意識がより早く芽生えるのものは最大のメリットかもしれません。一方デメリットとしては、大学に行く仲間ほどは、自由な時間は取れないかもしれませんが、考え方によっては、4年後、誰しも遅かれ早かれ社会人になりますので、自分が4年はやく社会人になって働いて実務経験をつんでおくことで、4年後には仕事もそれ相応の技術やプロとしてのスキルも身についているケースも多いですし，４年後に振り返ってみたときに有利な点もまた多いかもしれません。

大学卒業と高卒資格

一般的に大学を卒業した学生のほうが面接や就職の際に多かれ少なかれ有利な面も確かにあるのかもしれません。しかし、世の中は移り変わりますし、仮に22歳になった際に面接を受けたとして、

・4年間大学を卒業　スキルや実務経験はなし

・高校卒業　4年間の実務あり、空いた時間を活用して資格も取得ずみ

のばあい高卒であっても、今後4年間のスキルを評価されるケースも中にはあるはずです。

とくに企業ではこれから０から新入社員を育てる時間も、費用も以前よりはかけられなっているという背景があるかもしれません。

するとどうなるかというと、4年間のスキルがあって、しかも２２歳で若い高校卒業で働き始めた方のほうが評価が高くなるケースも中にはあるはずです。

さらにスキルを裏付けるような資格を実務経験をつみながら取得していけば、もはや学歴などは関係なくそちらの資格のほうを評価されるようになっていくかもしれません。

大学卒業が生きる分野とは？

もちろん大学卒業をしなければそもそも就けない職業などもあります。医者や国家試験の受験資格に大学卒業が条件になっている職業ですね。ところがそういった難関資格を目指す人ばかりでもないでしょうし、一般の大学生はそれこそ「専門性が余りなく、卒業後も就職がすぐ決まるわけではない大学」へ通う方も中にはおられるかもしれませｎ。

するとどうなるかと言うと、4年間社会人として働いた経験や専門学校で学んだ経験が生きてきやすい職場を選んで4年間対策することで、大学に行くのでは学べなかったような実務経験を得られる機会があるはずです。