小学生の野球上達方法

人間関係

体がまだ小さい小学生の場合、野球を上達してレギュラーを目指すにも不利なことが多いです。実際、野球というスポーツでは、比較的小柄なままではレギュラーになることは難しいケースが多いのですが、上達方法についてまとめました。

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工夫次第でいまより上達したり、楽しみながら可能性を探る方法はあるはずです(また、体もいつかは成長するはずですね)

不利な理由

体が小さい選手はまともに勝負するのではなかなか、体の成長が早い子には負けてしまうケースが多いです。どうしても裏技的な方法や、同じことを同じように練習していたのでは差が生まれやすいかもしれませんね。

まず少年野球でも金属バットを使用するケースが多いかもしれません。ところが体の発育が遅い子供の場合、単純にバットの重量に体が追いついていないため、バッターボックスでバットを振ることができません。つまりバットを振ってもボールになかなかあたるものではありませんね。。苦笑。

ためしに少年野球クラブで使用するバットを振ってみると気付くと思いますが、とてもではないですが、小学生3,4年生の子供がタイミングよく投球されたボールにあわせて振り抜くことは困難です。ましてや、高学年の小学生でも小柄な子供の場合、バットを持ち上げて、ヒットやファールさえ打ったり、出塁することもほぼ奇跡的だったりします、レギュラーになれる小柄な小学生は、漫画の世界ならまだしも確率的には低いかもしれませんね。

子供の体は将来的には成長しますが、ある意味、現時点の体格を考えると、目指す競技を間違えているといえるかもしれませんね。。小柄な子供にとっては楽しいことよりは、つらいことが多いスポーツのはずです。

もちろんレギュラーになることだけが競技の目的ではありませんが、単純に練習と補欠ばかりだとつまらないですね。。笑

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なぜレギュラーになれないのか?

僕も当時、守備には自信ががあったのですが、「なぜレギュラーになれないのか?」疑問に思っていた時期があります。監督も義理で監督をやっている(?)とはいえ、わざわざ三振するか、フォアボールくらいしかないバッターを進んでレギュラーにはしたくなかったはずですね。笑

そんな監督を「いつか出してくれるかも?」と信じていた時期もありますが、監督も人間です。「ぜんぜん出してくれませんね」笑

ですので、監督を信じるよりは、自分を信じて、最も効率的に上達したほうが、レギュラーになれる確率は高まるはずです。

努力でカバーするには

別に少年野球に限らず、中学校でも、高校野球でも下手なプレーヤーが野球を続けているケースはあります。身もふたもないですが、万年補欠の3年生などです。

ほぼ負けが決まった試合の処理や、試合の最後の最後にお情けで記念に打席に立たせてもらえるくらいで、あれは悲しいものがありますね。。苦笑

まず野球は点を取らなければ、守備がよくても負けるスポーツですから、守備の練習は最低限にして、打撃の練習をしたほうがレギュラーを目指すにはベターかもしれません。

たまに柱にタイヤなどを巻きつけて、バットで打撃する練習をしている子供がいますが、単純にうるさいですし、そのバットに当てるまでが一番野球で難しいいことなので、あまり意味はないかもしれません。

意味のない練習はくりかえしてもほとんど効果がないか、へんな思い込みが生まれるので悪影響があるはずです。

むしろどんなに遅い球でもかまわないので、投球されたボールに対して、最初はバットに当てる練習からはじめたほうがいいです。

「いまさら練習方法を変えたくありません」

「人と同じ練習でいいです」

「トスバッティングでいいんですか?」

野球にはトスバッティングといって、すぐそばでフワリとボールを浮かせてもらって、それを振りぬく練習があります。

これはあまり効果なかったですね。。

すくなくとも相手ピッチャーが投げる球を打ち返すことがメインのスポーツですから、そんな甘い状況でバットに当てる練習をしても小学生の場合、それより先に習得すべきことがあり実践的ではありません。プロ野球選手のトスバッティングはむしろフォームを固めることや、より遠く思ったところに当てる練習と見たほうがいいはずです。小学生が最優先させるべきことは、

・飛んできたボールにタイミングを合わせること

・打てる球、見逃す珠の感覚を身につけること

のほうを小柄なバッターは優先し目指すべきことのはずです。

そのためには、最初はどんなに遅い球でもいいので投球されたボールを打ち返す練習がもっとも大事かもしれません。

イチローの練習法

イチローはバッティングセンターに毎日通っていたそうです。これもと上記と重なりますが、投球された珠を打ち返すことを重点的に行う試合形式の練習をしている点で理にかなった練習方法だといえるはずです。

もしイチローのお父さんが「トスバッティング」や「柱にくくりつけたタイヤ」式の練習方法をイチローに薦めていたらどうでしょう?

小学生のイチローが時速100KMのボールを打てるようになっていたでしょうか?

ほぼ無理なことは想像できるはずです。

イチローのように時速100KMのボールになれる必要はないですが、小学生レベルであれば、時速30KM~60KM程度の投球をタイミングよく打ち返す練習ができれば、レギュラーになれる確率は高まるはずです。

野球で一番大事なのは打撃

守備はそれこそ朝から晩まで必然的に練習させられますので、そこそこ誰でも上達します。野球をやっている小学生で、キャッチボールができないまま中学生になる小学生はあまり聞いたことがないかもしれません。。苦笑

それよりレギュラーになりにくい小柄な小学生が優先すべきは、

1・最初はゆっくりのボールでかまわないので打ち返す練習

2・実践に近い重いバットを短くもって振る練習

3・大人にある程度速い球を投げてもらいそれを打ち返す練習

などのほうが効果があるかもしれません。

なかでも

小柄なプレイヤーが最優先すべきは、なんとか

2・実践に近い重いバットを短くもって振る練習

を繰り返して、重いバットを克服するのはずです。

ピッチャーを目指すかのように、ストライクゾーンに投げる練習に終始しがちですが、それよりは打撃の練習をしたほうが面白いですし、レギュラーにも近づくはずですね。

練習案

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最初は軟式ボール、あるいはリトルリーグであれば硬式ボールでなくてもかまわないので、軽いカラーボールなどを投げてもらってボールに当てる練習をしたほうがいいかもしれません。

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一人では難しいのですがテニスボールを木から吊るして、当てる練習をするのも1つの手かもしれません。(練習場所は野球の場合広いスペースを必要としますし、まわりに打球が飛ぶと危険な場合がありますので、その点は注意して練習する必要があるはずです)

こんな感じですね。

キソは大事だけれど

何事もキソが大事で、キソの繰り返しが上達への近道だという言葉もあるようですが、本当にそうでしょうか?

野球でもっとも楽しいことは、打ったボールが前へ飛ぶことですので、一日中ゴロの守備をやっていては疲れるはずです。

ある意味まじめな人ほど、守備練習に重きを置いてしまい、もっとも楽しくてかつ野球でもっとも大事な打撃の練習をそこそこにしてしまいがちかもしれません。

守備のキソを繰り返しても上記のように、簡単に打てるようにはなりませんので、打つためには打つ練習をしたほうがいいかもしれません。野球の守備と打撃はまったく別のスポーツという意識でもあながちまちがいではないはずです。

ましてや体が小さく、バットを振ることを満足にできない場合はなおさら打撃の練習こそ最優先すべきことのはずです。

守備のキソぐらいは余った時間にやれば上達しますので、守備は暇なときにしてもいいかもしれませんね笑

楽しくてためになる打撃の練習に時間を割きましょう

大リーグに日本人で始めて挑戦したのが野茂さんですね、彼が主催しているのがNOMOベースボールクラブという団体です。

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両親が応援にきている方がレギュラーになりやすい?!

これは参考程度に見て頂ければいいかなと思いますか、親が応援に来ていた日の方がレギュラーになっていた確率が高いかもしれません。ある意味、コーチや監督であっても、試合に勝つよりは、親御さんから不満の声やクレーム、もっと言えばえこひいきだ!とかの声が来ないことを重視しているケースがあります。

監督といえども、月謝やコーチ料、先生であれば給料もらっているケースがほとんどですから、やはり試合に勝つことはもちろん重要なのですが、どこも丸く収まるように選手をまんべんなく使って家庭はそれに越した事は無いわけです。

すると、どうするかというと、両親が見に来ている選手がいる場合にはときにはあからさまにいちども、試合に出さないというのは心情的に結構難しかったりするわけです(笑

しかも家族総出で応援で送られようものなら、どうしても1度ぐらいは代打で出してあげようかな、 守備もいちどぐらいは出してあげようかな、となってしまうのかもしれません。

これは自分が小学生のときには全く気づかなかったのですが、そういえばそんな気もするなーという程度で聞いていただければ幸いです。

背丈が大きい下級生に抜かれる運命

大抵の野球好きの子供は、守備は自然にうまくなっていきますので、そこそここなせるようになるのですが、バッティングに関しては、小柄であればあるほど不利です。

もちろん相手ピッチャーは小柄な選手に対して、ストライクゾーンなげにくい面はありますが、打てなければ選択肢はほぼフォアボールしかないのですから、小柄であることのメリットは野球という競技に関してはあまりないかもしれません。

また下級生が入ってくれば簡単に抜かれますので(監督としても打てない上級生のバッターを選ぶより、打てる下級生をレギュラーにして試合に勝った方が総合的に評価が上がる場合がありますのし、単純にそっちの方が監督をやってて楽しいですし、来年にもつながるという理由があります)、ですので上級生であっても身長が伸びず、バッティングもいまいちで打てなければずっと補欠ということもあるはずです。

では、何も策がないかというと、やはりバッティングセンスを磨くことですね。

バッティングだけをやっててもいくらいです。ボールが飛んで来るか来ないか外野の場合は、確率的に1回の守備あたり多くて2回程度と低いケースもあるのですが。

バッターボックスに立てば、ボールがやってくる確率100%ですからね(笑

ですので、小柄でレギュラーになれない子供の場合は、まず打つことを頑張ったほうがいいです。

監督も絶対ヒットを打つ子どもを補欠にすることはしないはずです。

仮に守備が全くできなかったとしても代打という大事な場面で使われる可能性が高いですね。

逆に守備がほぼ8割がたオッケーであっても、まったく打てないことが想像できる子供を選手にはなかなかしない監督も多いかもしれませんね。

左バッターのほうが得

どんなスポーツでもそうですが左利きというのは、有利になるケースが多いです。

もし右バッターであっても左バッターとして練習すれば、実際打てるようになりましたので、 2人の練習を最初からしてもいいかもしれません。

・中学生中学生であれば、ピッチャーが左バッターに対してなげにくい(これだけでもヒットが生まれる確率が高まるはずです)

・ 1塁ベースまで近いので、きわどい当たりの場合にもセーフになりやすい。

・名選手や名バッターには左バッターも多い。

また、自分は右ピッチャーに対する練習をすればいいので自分の方には苦手意識がないのですが、相手ピッチャーにとってはいきなり左バッターに出てこられると苦手意識がある分勝負では有利かもしれませんね。

室内であっても、野球の練習ができる?

ロボピッチャー的なトスバッティングのマシンがありますので、本格的な練習とは言い難いですが、 スイング程度の練習ならできるかもしれません。

野球でいちばん楽しい打つことですので、どんどん打つ練習だけやっていきましょう。 (こんなこと言ってる人あんまいないと思いますが、一面の真理のはずです)

ウレタンボール用ピッチングマシン(専用ウレタンボール8個付属)
ウレタンボール用ピッチングマシン(専用ウレタンボール8個付属)

室内で金属バットは無理にしても、プラスチックのバットであればウレタンなので飛んでもガラスは割れないですね。屋外であれば金属バットでも周りに気をつければ練習できるはずです。

バットの選び方

これは1番安い。いやいや違います。

身長は小柄な場合には1番軽いバットを選ぶのがセオリーです。

ただでさえ打てないのですから、重いバットで打てるわけありません。

小柄な子供にとっては重いバットは恐怖でしかありません、だって振れませんから。

嫌で嫌でしょうがなかったのを覚えています。

またこれに慣れなきゃいけないのかと思ってたんですが、そうじゃないですね、必要なのは最軽量の軽いバットです。

軽いバットを飛ばないという人いますが、そんなのはプロ野球選手を考えれば良い事であって、当てることが精一杯の小柄な選手はそれ以外選択肢はありません!(あるかもしれませんが、必要以上に遠回りになると思いますし、バッティング対して苦手意識意のまま試合臨むことになるはずです)

バットすら振れなくて、チップファウルすら打てないのに、ヒットなどで打てるはずがありませんね。

そんな状態で

ボールをよくみて

とか言われても、それ以前の状態なわけです(笑

うるせーよ、バットもヘルメットもいちいち重いし、ピッチャーはでかいしそれどころじゃねえんだって話です。

ですので、レギュラーになるなら、バッティング最優先、軽いバット最優先、打つ練習最優先、で考えて見られるのも1つの手かもしれません。

まずは軽いバット探してください、子供の野球人生変わるかもしれませんね(笑。

また少しでも長いバットのほうがなんとなく当たりやすそう、どうせ成長するのだから短いバットより長いバットのほうがいいというせこい気持ちがおきるかもしれませんが、長いものより、小柄な場合は短くて最軽量のバットにしたほうがベターかもしれません。また身長はいつ伸びるかわかりませんし、身長伸びる前に小学校終わってしまうケースもありました(自分の場合高校まで伸びませんでした)
またいかにバットが長くても、野球はバットの先端に当てる種類のスポーツではないですので、バットの芯に当てなければ前へ飛びませんし、長くても重くて振れなければあまりメリットはそもそも生かせないはずですね。

アディダス 少年軟式金属バット (中島モデル(F3745:X47743), 72cm(1)/500g平均)
アディダス 少年軟式金属バット (中島モデル(F3745:X47743), 72cm(1)/500g平均)

下級生がレギュラーになったときの嫉妬、挫折感、悔しさ

いくら自分がそこそこ上手にできると思っていても、試合に出る選手を決めるのは監督だったりしますので、自分が自由になることではないのですが、いくらなんでも何年も練習してて下級生に抜かれるとか悔しすぎるなぁ、と当時は持っていました。

ただ、よく考えてみると、その下級生に負けてることもありますし、小学生、中学生ぐらいだったら、単純に体格がまだ成長しきっていない場合がありますので、成長が早い下級生には負けることがあって当然と言えるかもしれませんね。

補欠になって学べること(補欠にすらならないこともありますが)はほぼないと思います(笑。

むしろ負け癖がついてしまう可能性がありますので、それだったらもう少し自分が勝てるスポーツを探すか、なんかそういうジャンルを探した方が子供にとってはいいのかもしれません。

単純に試合出ることができないので、自分の実力を試すことすらできないわけです、もちろん9人なら9人、11人なら11人の中に入ればいいのですが、下級生などもどんどん入ってくるので体が小さい子供にとっては難しいケースもあるはずです。

これは今思うのですが、1軍は1軍同士試合をして、2軍3軍は2軍三軍同士試合すれば全員試合できるのでよかったのになぁと思ったりしました。

野球をすること(というかレクレーションスポーツとして考えたとき)は別に我慢を覚えることではないと思うので、試合の新しさを味わえないというのも大人の都合で勝手だなぁと思ったりもしますよね(勝ち負けよりも2軍なら2軍同士試合をさせてくれればいいのになと思ったりしました)。

なので、これは根本的な解決になっていない方法なのかもしれませんが、 1つの方法として、そんなつまらないルールのスポーツをやめて他の自分が得意なスポーツや趣味(文科系でもいいかもしれません)に切り替えるのも手かもしれません。こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、レギュラー数は限られているわけですから、小さい子供にとっては何も我慢させずともほかの事で力を発揮させることを覚えたほうがプラスになることもあるんじゃないかなとも言えるはずです。

野球少年は全員メジャーリーグを目指すべきか

野球をやっている小学生や中学生が全員大リーグを目指す必要があるかというとそうではないはずです。つまり別に野球なんかできてもできなくても将来的にはどうってことないという子供も結構いるはずですね。

またどうしても下級生がレギュラーになってやってられない!と感じた場合にはほかの個人競技をはじめられてもいいかもしれません、空手に武道などは基本的には個人競技で自分のペースで技術をアップしていけますし、段位を取得できたりしますので、今後使えたり、礼儀正しい子供になったりするケースが多いです。

野球やサッカーなどの集団競技はどうも向いていなかったと言う場合には一度検討して見られてもいいかもしれません。すくなくともプロや日本代表になるのは狭き門ですので、はじめから無理そうならやめておくのも手かも知れませんし、悲観することは全然ないですから、ほかの道を探せばいいだけですね。

盗塁の仕方

世界の盗塁王福本豊さんの盗塁の極意とは?

小学生ぐらいであればキャッチャーの肩はあまり強くないこともありますので、足の速い子が塁に出た場合はどんどん盗塁した方が相手の守備を混乱させることもできていいかもしれません。

その時に見るべきところはピッチャーの両肩の角度です。

ピッチャーが1塁ランナーに意識が行っている時は左の肩が左下がりになっていることが多いです。(もちろんそれを意識しているピッチャーもいますがまれですし、無理な体勢でけん制しようとすると、悪送球の元になりますのでそういういみでもチャンスは広がる可能性があります)

プロ野球選手の福本豊さんの場合は、ピッチャーの両肩の角度と3塁側客席の下側のヘリ、この2つの平行度を見比べることでピッチャーがセットポジションから投球をするかあるいはけん制をするかの微妙な肩の角度の違いを見極めて盗塁するかどうかを決めていたと言う話を聞いたことがあります。ここまでのシビアな判断はしなくてもいいかもしれませんが、知識としてもっておいて損はないはずです。

野球やサッカーの挫折経験が実を結ぶことも

レギュラーにならなければ無駄か?

レギュラーにならなければ、まったくその補欠経験は生きてこないかというとそうでもなくて、例えば進撃の巨人の作者諌山創(いさやまつくる=まだ20代の漫画家)さんの場合、サッカークラブの補欠として幼少期は鬱々とした日々を送っていたそうです。運動はダメでも自分が好きなことで生きていこうとしたからこそあの大ヒット漫画が生まれたと言えるかもしれませんね。人間には向き不向き、またそこから得られる知識や学びも人それぞれで一概に無駄とは言えないのかも知れません。

いずれにしても自分の思い通り100パーセント言う事は少ないということを知るだけでも何かしら学べることあるはずです

野球ならレギュラーは9人、サッカーならならレギュラーは11人

野球ならレギュラーは9人サッカーがレギュラー11人になっていますが、実際ところはそれよりも少ないケースが多いです。

理由は、下級生が入ってくるからですね。

下級生を入れる理由としては、来年度以降の試合もありますし、単純にうまいから入れておこうってのもあると思います。

ですので、

野球ならレギュラーは実質7人

サッカーならレギュラーは9人

ぐらいの意識でいたほうがいいかもしれません。

つまり同級生に自分より上手い人が7人いればレギュラーになることはほぼむずかしいと言えるはずです。

これを見て難しいそう、実際の数字を知って厳しいなあと思う場合には

それなりに今いるレギュラーより得点を挙げる実力を身につけることなのですが、

なかなか試合に出られないわけですから練習でアピールするしかありません。

つまり補欠にとっては練習こそ試合でありアピールする場所なのですから、

試合よりも練習にフォーカスして

ヒットを打てるかどうか監督で練習中にチェックされている

シュートを打って決められるか練習試合やミニゲームでチェックされている

という意識で望んだほうがベターかもしれません。

練習でできないことは試合でできるわけはないですし、

一度も練習で打てなかったり、シュートが決まらない生徒を

監督も評価したり、試合になれば使えるかどうか判断しようがないはずですね。

とかく根性論で

とにかくがんばれ

「レギュラーを目指せ」

将来の夢はサッカー日本代表になることです

などを目標を持つことの大切さを語られますが、では今いる環境(学校やチーム)内での実力はどうなのか?実際の成功確率や実現可能性の面からも考えてみることも大切かもしれません。でないとできない子供にとっては気持ちのおとしどころが見つけられず(数年後は成長する可能性もありますが)、何より現在の自分に何が不足しているから自分はレギュラーになれないのか、その理由や今後改善したり、やるべきことが見えてこないはずです。

小学生、中学生に筋力トレーニングは必要か?

基礎体力、基礎トレーニングの重要性はある程度わかりますし、もちろんそれもすることはするのですが、筋力トレーニングをしていればボールを打てるようになるかと言うと、筋力トレーニングに終始して、バッティングの練習がほとんどゼロの場合、野球の練習としては本末転倒なはずです(新入生のある時期は仕方がないにしても)。むしろそれよりも手っ取り早く必要な「打力」を先に(個人練習の際にでも)磨いたほうがレギュラーになるにはいいかも知れません。

とかく陸上部的にスタミナやダッシュなどわかりやすいトレーニングにこだわる指導者もいますが、実際のところ野球に使用する筋力は野球で鍛えたほうがいいですし、そもそも野球は結構立ちっぱなしで待機していることが多いのでそれほど筋力は必要なかったりします。

なのでそういうのは打てるようになってからやるべきことで、ボールにバットが当たらない段階では、筋力トレーニングは一切枝葉のことで遠回りになるケースもあると頭の中では無視しているくらいでもいいかも知れません笑、むしろ野球で一番必要な能力は「打力」であることは否定できる人はすくないはずです(協調性やとりあえず皆と同じことをして目立たないようにしたほうがいいというのは確かにありますが、気持ちの上ではと言う意味です)。

また、打力をつけるには単純にボールを実際に打つトレーニングをどれだけするかですね。練習時間の10分の1しかバッティングの練習をしていない人が、いきなり打てといわれても打てませんので。そのくせ、レギュラーになるには、試合になればかならず打席が回ってきますのでバッティングの重要性は100パーセント大事といえるはずです。

打つトレーニング(暇さえあれば誰かに投げてもらう)を繰り返したほうが、上達は早いですし、楽しみながらトレーニングできるはずです。

そもそもホームランを打つ筋力が10必要だとして、現在5しか筋力がなかったとしても、むしろ優先すべきはバットにボールが当たることですので(バットにボールがあたらなければ筋力はあってもあまり役に立たないと言う意味で)、自分に現在必要な能力を冷静に考えて別メニューで(部活中はむずかしいですが)トレーニングしたほうが、レギュラーになれる確率は高まるはずです。

ちなみに長期的には腹筋などは鍛えておいたほうがいいです。野球ではないですが、サッカーのクリスチャーノロナウド選手などは1日あたり腹筋を3000回も行っているそうです。もちろん小学生にはまねできませんが、ウェイトトレーニングは小学生には弊害(体ができていない段階での過負荷トレーニングになり怪我やスムーズな成長を妨げる原因にケースがある)もあったりしますが、腹筋だけは、基本的にはトレーニング器具無しや雨降りでもできますし、腹筋を鍛えておいても野球上達の無駄にはならないかもしれません。

プラスティックバットの練習は意味がないか?

通常幼児期から野球をやってきた子供さんの場合は

スポンジバット

プラスチックバット

軽い金属バット

より重い金属バット

と言う風に成長していくと思うのですが中には小学三年生くらいでも打つ感覚、打てると思える習慣が身についていない場合は

全然さかのぼってプラスチックバットからやり直してもいいんじゃないかと思います。

プラスチックのバットで打てない子供さんは金属バットでもおそらく打てないと思いますし、その前にあきらめのようなものを感じているケースもあるはずです(かくいう僕も小柄でまったく打てませんでした ⇒ のちに高校生では野球の授業で5段階評価で5になるほど打てるようになりました)

多少遠回りであってもその子にあったバットとその子の成長に会ったボールを使ってあげればいいと思います。恥ずかしいと言うのであれば親子で練習してあげればいいですね。

小学6年生であっても小柄な子供さんの場合には金属バットは重くて大変なのです。(僕がそうでした)

それならせめて打つ練習はプラスチックのバットとビニールのボールでもいいんじゃないかなと思ったしだいです。

それで打てるようになれば次第に重さを上げていったり、打つ感覚が身についてからレギュラーを目指して試合球や試合用のバットでやっていけばいいのかもしれません。

壁当ては守備練習に有効

どこの壁でも当てたら怒られるかもしれませんが笑、それさえ気をつければ壁当ては守備練習に適しています。まず

投球コントロールの練習

跳ね返ったボールを捕球する練習

2つの基本の練習になります。

たいていの子供はピッチャーにあこがれると思いますが、ピッチャーになったつもりでストライクをめがけて投げるとコントロールがよくなってくるはずです。

跳ね返ってくるボールも遅いボール、速いボールと緩急をつけて練習できますね。

距離はあまり近すぎても反応できませんし、あまり速い球を投げられませんので、最低でも5M~10Mは距離がほしいところです。基本的には1人で何時間でも練習できる点がメリットが大きいです。また、相手がいる場合にはキャッチボールすることでより試合に即した練習ができるかもしれません。

壁に印をつけてもかまわない場合(自分の敷地である場合)には、壁に的となるストライクゾーンを書いておくとより、投球の際、目的意識がよりはっきりするはずですね。

少年野球 本 練習方法

より詳しいことを知りたい場合には書籍などを図書館で借りて見られてもいいかもしれません。

少年野球―上達法がよくわかる完全図解 (集英社版・学習漫画)
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少年野球で、子どもをグングン伸ばす47の教え
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うまくなる少年野球 (学研まんが入門シリーズ)
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少年野球ワンポイントレッスン300: 超基本、上達のコツ、練習法 (GAKKEN SPORTS BOOKS)
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必ずうまくなる 少年野球 バッティング 走塁 編 CCP-978 [DVD]
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