バイク 修理 道具

バイクのメンテナンスや部品を取り替えるときに使用した工具、取り替えたバイク部品をまとめてみました。たとえば

・タイヤ周り

・ホイール関連

・エンジンオイルの補充

・ブレーキワイヤの取替え

・チェーンの取替え

などは長年使用しているうちに何度かすることになりますので、工具は自分で用意しておいても無駄にはならないかもしれません。（もちろんＤＩＹなど、ちょっとしたほかの用事の際にも、再使用可能ですね）

チェーン関連の交換

モンキーモンチや六角レンチ、スパナ、めがねレンチを使用して、後輪をはずすケースが多いのですが、単純に楽なので、チリチリチリと逆回転もできて、締め付けのときのみ、ロックがのかかるタイプのレンチを使用したほうがベターかもしれません。

一番使いやすかったのはこういう頭だけ取り替えるタイプでした。強度も問題なかったですし、締め付ける力も十分ありました。ヘッドを取り替えられるので微妙に場所ごとにサイズ径が異なる心配をしなくてもすみました。

ヘッド交換タイプのめがねレンチ

KTC ラチェットめがね用ソケットセット(9.5sq.ドライブ角アダプタ付) TBZ1407

そうでないと一回一回工具をボルトから工具を取り外しながらの、昔ながらの締め付け作業になるので、かなり面倒で時間がかかりますし、ボルトも駄目にしやすいはずです。レンチのヘッドは取り替えられるものを選ぶことで、バイクの各所にあるサイズ径の異なるボルトにも対応できますし、同じように一個のレンチで使いまわして共用できるので便利ですね。

チェーンに関しては、高価であればあるほど、伸びに強かったり、切れにくかったり（切れるチェーンは少ないと思いますが。。）、タフだったりするのですが、これはお財布との相談になるかも知れません。

普段、チェーンにテンションがかかる急な坂道を利用する場合は、坂を降りる際にはエンジンブレーキの使用や、単純に登坂の際には、もろにチェーンに重量がかかり、がチェーンの伸びもはやく、取替え周期も短くなりがちです。

これを避けるためにできれば、チェーンにはお金をかけてもいいかなと僕は思っている感じです。

バイクスタンド

メンテナンス用には水平を保った状態で、バイクを固定できるスタンドを用意したほうが便利です。とくにビッグバイクや２５０ＣＣ以上のバイクであれば、固定できなければ単純に危険ですので、バイクスタンドを用意するようにします。

修理用バイクスタンド

前後兼用メンテナンスバイクスタンド

250ＣＣ以下であればバイクスタンドを利用する方法のほか、コンクリートブロックの上に、傷防止のためになにかクッションをかます方法などでも対応できるかもしれません。

ケーブル類の交換

これはブレーキケーブルの交換などの際に行います。ブレーキケーブルや、クラッチ系のケーブルに関しては、切れたり、不調を感じる前に予防的に交換したほうがベターかもしれません。単純に万一運転中にケーブルが切れたら危険ですからね。。交換周期は使用頻度にもよりますが、ケーブルを通すチューブ内でひっかかりを感じたり、さびが発生しているのを発見したら即交換したほうがいいかなと目安にしています。

まだ普段からメンテナンスの際には多めにグリースか、潤滑スプレーなどで、ワイヤーのチューブ内を潤しておくのも対策のひとつの手かもしれませんね。

交換用ブレーキケーブル

『ライブディオ補修部品』新品ホンダ AF18/AF27/AF34 フロントブレーキケーブル

比較的安価なパーツですので、安全面も考慮して早めに交換したほうがベターかもしれません。

各所に使えるグリース型スプレー

ただし、市販の一般的潤滑スプレーの中には、グリースなどを洗い流してしまい逆効果の性質のものもあるようなので、使用後の変化を確かめながら利用したほうがベターかもしれません。基本的には、バイク用の部位が書かれている製品のほうが安心できるはずです。

・メンテナンス用グリース

・チェーンの取替え

の２つは、バイクのメンテナンスであまり惜しまずにお金をかけたほうがいいもののかもしれません。単純にバイクのパフォーマンスに直結しやすく、悪いものを使用すると余計にメンテナンスに時間がかかったり、バイクを使用中のケガにつながったりするケースもあるからですね。

チェーン用グリース

チェーンガード CHG(フッ素樹脂入高性能チェーングリース)220ml A270

ちなみにオイルを洗い流してすべりをよくする系の潤滑スプレーをチェーンに吹きかけるとさびが発生する原因になりました。。。逆効果なのでこの点は専用の製品を利用するように注意したほうがいいですね。チェーンはチェーン用の潤滑オイルが販売されているので、チェーン用のオイルだけは、素直にあまりけちらずチェーン用オイル購入したほうが、よいかもしれません。チェーン回転時に、オイルが飛び散りにくくもなっています。

エンジンオイル

これは

・２サイクルバイク用

・４サイクルバイク用

でオイルが異なるのがもっとも注意すべき点です。ときどき混同して使用したり、安いものを入れたりすると、エンジンオイルが機能せず、下手をするとエンジンの全修理（分解してオーバーホール）が必要になったり、エンジンを駄目にしてしまう場合があるので、ホームセンターなどで安価なエンジンオイルを購入する際は、それが自分のバイクに適合するかどうかについては入念にチェックしたほうがベターなはずです。

ちなみに初心者さんはエンジンオイルの存在自体を無視した結果、エンジンが故障するまでまったく気付かないケースも中にはあるかもしれません。バイクは、一ヶ月に一度程度はエンジンオイルを入れて継ぎ足すものもの、という認識をまず持つことが大事かもしれませんね。。苦笑。バイクは、５０ＣＣのスクーター等とは異なりますので、エンジンオイルを必ず使用します。

エンジンオイルの入れ方は、エンジン付近のキャップをはずし、ケージ（目盛りがついています）の一番上のところまでエンジンオイルを継ぎ足すようにします。

作業的には１分程度で終わる簡単な作業ですが、つい忘れてしまいがちですし、見た目以上に大切な作業なので、定期的にチェックしてケージについたのオイルの量を見る習慣をつけたほうがいいかもしれませんね。

ちなみにケージを見るには、いったんティッシュなどでケージについたオイルをふき取った後、再度ケージをオイルタンクに差し込んで、ケージのメモリについたオイルの量をチェックするようにします。