デッサン 題材 ２

今までデッサンしたものについて、デッサンに向いていたものと、デッサンにはあまり適さないと感じたものをまとめました。

人物デッサン

今思えば一番楽しかったデッサンは人物デッサンかもしれません。当時人物デッサン（裸体を含む）をする機会があったので参加してみたのですが、こういった人物デッサンに必要な、人体の骨格や筋肉の構造など前提となる知識を何一つ学んでいなかっため、非常にもったいない時間を過ごしました。人物デッサンは普遍的なでっさんの題材ですし、うまく描けても描けなくても対象がいることから、後から見返しても見ごたえがあるデッサンになっているケースが多かったです。小中高ともし同級生や友人をデッサンする機会があれば、数年後に見返した際に、いい思い出にもなりますね。

りんご

鉛筆画のデッサンの場合は問題ないのですが、油絵などの場合どうしても、絵の具が乾く時間を一定時間置いて待たなければならないため、りんごは劣化して行きます。ところがこの劣化したりんごもデッサン対象として楽しいので、そのまま劣化（乾燥していく）する様をデッサンしても面白いデッサン対象になるかもしれません。

ブロマイド写真、雑誌の切り抜き

当時流行していたスポーツのスタープレーヤーをデッサン対象と決めて、デッサン　⇒　油絵と制作を進めてみましたが。こういった切抜きで問題になるのは、サイズが小さすぎるため、そこから色の諧調の情報や陰影情報を認識するのがとても困難でした。また最近の雑誌の写真はＰＨＯＴＯＳＨＯＰなどで色調補正や、影やシワなど、デッサンの手がかりになる情報自体が、消去されたり修正されているケースが多かったです。ですので写真を手がかりにデッサンを起こすのはある程度想像力で補ってデッサンできる上級者向けの題材と感じました（人体の骨格や構造について、見えている情報から補う力などのことです）

車、バイクなど

とくに男性の場合は面白いと感じる方が多いかもしれません。簡単そうに見えて、４輪の位置を正しく描写する力（とくに遠近法を交えて）は必要な力でありながら結構難しいものです。また車輪を描写するのも最初は思ったよりこつをつかみにくいところから挑戦し甲斐がある題材と僕は感じました。

校舎、桜など

桜などは小中高校と普遍的な題材かもしれませんね。ある意味それっぽく見えるように誰でもかけるようになっているのですが、実際の姿は、そのどれとも異なると言う難しい題材かもしれません。桜の気をデッサンだけで表現出来るには相当のテクニックがいるように僕は感じます。（絵具を使ってピンクに塗れば一応桜になりますが、、笑）