デッサンの題材、それも人の顔を探していて気づいたことをまとめました。
雑誌は昔ほど使えなくなっている
「デッサンの題材がない、ない、ない!」
もちろんそのまま使用してとかそういう意味でもNGですが、最近は画像修正か、加工を撮影後にパソコンソフトを使用してきれいに行っていたり、そもそも撮影時には、モデルさんの顔に暗がりが現れないように、下からもライトが当たっているため、純粋に自然光で上から光が当たった人物写真は減っている傾向があるかもしれません。ですので、デッサンをする側からすれば「きれいなモデルさんだな、女性誌だけどデッサン用に購入しようかな」と持ち帰ってみても、意外と活用できないケースがありました。
「顔を探検するための、手がかりとなる地図(影やしわ)があとかたもない!」
たとえば、デッサンする場合に手がかりになる、自然な感じで凹凸から生まれる陰影、陰影から生まれる筋肉の動き、表情から読み取ったり,そこに生じるはずの、深いしわがなくなっていたり(若い人でも現れるはずの笑いジワ、ほうれい線というのかな)、たしかいにCG加工の技術としてみる分には美しいのですが、目的がスケッチやデッサンするには、加工された写真は、およそ美術の勉強には不向きであると感じるケースが多いです。
顔の構造自体の理解
たしかに知識があれば、そのような写真からでも何かしら真実のみを抽出できるのかもしれません。
絵を描くというと「見たままを描く、当たり前でしょ」と思われがちですがそうではないと言うことに僕も最近気がつきました。
これは自分の前知識、事前情報がどれだけあるかで、描ける顔の構造がほぼきまってくる、つまり女性誌のようにCGで加工された写真であっても、知識さえあればそこからデッサンとして描き出すことも可能なはずです。
幼稚園児なみの理解力でデッサン?!
たとえば幼稚園児は丸や点、くらいしか頭の中に情報がありませんし、その頭の仲にある情報だけで絵を描いている状態に近いかもしれません。
この顔の構造を理解するために
単に「じゃあ自分の顔をじっくりみればいいんですね」と僕も思っていたのですが、実際自分の顔をデッサンしてみると面白いほど、毎回同じような絵になります。悔しいですが大体似たような間違いを繰り返すケースが多いです。これはデッサンの描き手が頭の中で、顔をパターン化して覚えてしまっていたり、目の描き方,鼻の描き方を1,2,3と自分の方法論ができているケースがあります(デッサンレベルとして、試行錯誤の後すでに完成、デッサン卒業なさっているといういい意味ではなく)。
「あれ?数え歌を歌っている感覚でデッサンしているかも?!」
こうなると毎回ドラえもんの数え歌?にしたがって「1,2,3」と順を追って単純作業で描いているのに近いはずですね。見ているようで、実際はあまり実物を見ず?にルーチンに従って見えているという中途半端な描写になってしまう確率が高まりますので、いわば自分の頭の中にあるイメージ以上の(しかしうまいデッサンを描く人には見えているはずの)イレギュラー的なうまさ(あくまで当人にとって)、あるいは必要な気づき、急激な発展が入り込む要素が少なくなり、それ以上繰り返しても、絵としての進展、ゴールにはなかなか到達できないだろうなと感じるようになりました。
何度やっても下手だな、と自分で思う場合には、
「お前はまだ見えていない!、かも」
「まず疑うべきは同じ方法論の繰り返しでは、その先にあるうまい人には見えているはずの【細部の理解】にはたどり着かない」ことに、最近気づいた感じですね。
自分で下手だと思うこと
自分で下手かどうかなんて分からないじゃないか、とおっしゃる方も中にはいらっしゃるかもしれません。
中学生や高校生がインターネット上で自分の絵に対して、意見を求めておられました。
「私はこんな絵を描いています、漫画家になれるでしょうか?」
5,6人こういった質問を見ているうちに気づいたことは
下手の理由が分からない場合は、下手な場合が多いかもしれません。苦笑
ちょっとこのたとえは違うかもしれませんが、
まだ誰とも異性と付き合ったことない場合に、女性の細部が見えなければ、ひとくくりにすべて「女性」、「誰でもいいから異性と付き合いたい」とおぼろげに理想像が見えているのと同じはずです。その先の「この人と付き合いたい」「この線を描きたい」「この人とつりあうためにはもう少し実力をアップしなければならない」「この絵を描くには自分の実力は不足している」と気づかないうちは明らかに下手の部類かもしれませんね苦笑。
下手だと気づくきっかけ、見えていなかったと気づいたきっかけ
まだ勇気を出して掲示板で「私うまいですか?」と言える人はいいですが、なかなかいません。
でも上達を目指している場合には、
理想像を示してくれると言う意味でも参考書の存在は僕にはありがたかったです。
日々練習してそれ以上下手になることはないだろう、これが発展途上の僕の現時点の自分を鼓舞する考え方です。
あとコピー用紙一束(500枚)くらいデッサンすれば何か見えてくるんじゃないかなと僕自身思ってます、まだ下手なりに苦笑。余談ですが今コピー用紙は安くて500枚を300円くらいで購入できますね。
人を描くのって楽しいね!―マンガのための人物デッサン― (廣済堂マンガ工房)
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